こんな私にももちろん
普通だった時期があった。
バカみたいに泣いて
現実をしらなさそうな笑顔を見せたりして。
母が初めてくれた誕生日プレゼントは小さい子がもってそうな人形と小さな種。
人形はボロボロで目はかたっぽとれたけど大切に保管してある。
種からは菊が咲いた。
花言葉は「私を信じて」。
今でもその菊は遺伝をくりかえし一生懸命咲き続いてる。
一方父はまた種。
月下美人が咲いた。
花言葉は「一度でいいから会いたい。」
約一週間後、顔もしらない父が永遠に眠ってしまった。
月下美人は枯れてしまった物の、たまにその匂いが微かにする。
私の父の墓には一週間に一回、月下美人をお供えしている。
…「一度でいいから貴方に会いたい」。
そんなことを思いながら月下美人を置いてる。