私は、不倫の事実を知ってから家事が大っ嫌いになった。
とくに洗濯物と食事作り。
それでもやらなきゃいけないし、一人のときは泣きながらすることもある。
フラッシュバックが起きるのだ。
子供と二人ならとりあえず栄養がバランスがとれる一品料理でもいい。
だけど、旦那君のためになるべく品数をつくろうと、毎日作っていた。
お総菜ですませることはほぼなかった。
だから別居中は何をつくっていいかほんとにわからなかった。
毎日夫のことを考えて作っていたんだなぁと実感していた。
別居解消後は突然飲みになり、夫のために作った夕食も、飲みのまま(実際は飲み会後彼女宅へ)帰宅せず、仕方なく捨てていた。
だから、夕食作りをしていると、今も辛くなることがある。
フラッシュバック。
洗濯物は、泣きながらしていた。
別居前、泣きながら洗濯していたこと。
水面下不倫中に気づいた下着のシミ。
気づいてから外泊後に必ずついていた下着のシミ。
どんな思いで洗っていたか、思い出してしまう。
離婚を決意するまで、洗濯物を干したあと何度もボーッとベランダの下を見つめたこと。
ここから飛び降りたら死ねるかな。
高さが足りなくて怪我して終わりかな。
夫は心配してくれるのかな。
ブロック塀から飛び出しているブロック塀の軸の鉄の棒に、ここから飛び降りたら身体に突き刺さって貫通して死ねるかな。
だけど、死体を最初に見つけるのは子供だよな。
そんなこともよくボーッと考えていた。
その後ブロック塀の鉄の棒の先がブロックで埋められた。
それをベランダから見ると、そういえばとあの頃の気持ちを思い出してしまう。
あの頃と今とではまったく違うのに、
どうしても切り離せない。
それができずに、なんでできないのか自分を責めることもある。
自分さえ、気持ちに蓋をして、笑顔でいれば子供も幸せだと、なぜ、それができないのか。
そして、そんなフラッシュバックのある日が続くと、自分でも今の心の状況がつらくなり、夫がどんなに愛情のある行動をしていても、言葉も、どうせ今だけでしょ。また、新鮮な人が現れたらそっちを大事にするんじゃないの。という気持ちすら沸いてしまう。。。
私に気を使い、優しくして、好きなことも気を使ってできない、夫は幸せじゃないでしょう?
私も、心から純粋に愛することもできず、いつかまた裏切られるかもと、裏切られたときにショックが少しでも少なくなるように純粋に信頼できない心、私は幸せなのだろうかと、お互い離婚を選んだ方がいいのかもしれないと後ろ向きになることがある。
きっと、不倫をしても、ありのままの旦那君を愛してくれる女性はいるだろうし、私も純粋に好きだと素直に、なんの壁も作らずに信頼できる人ができるかもしれないとも思うことさえある。
私といたら旦那君も本当の旦那君でいられないんじゃないか。
再構築って本当にきつい。
だから、再構築前から、不倫した側が終わったことだろという態度であれば再構築はできないと思う。
できるとすれば、された側が我慢する、諦めるという再構築だと思う。
した側は、フラッシュバックしたされた側をまたかよなんて思わずに、真摯に受け止めてあげなきゃだし、された側は、不倫した側の話も聞いて、信用する努力、今のした側の態度もきちんと見てあげる努力が必要。
そして、どんな小さなうそも、信頼回復したいならつかないこと。
勘ぐられるのが、フラッシュバックされるのが嫌だからと、小さな嘘をつけば、回復し始めた信頼もまたマイナスに戻ってしまう。
した側も逃げずうそをつかず向き合ってほしい。
そうして、少しずつ再構築していくのだから。
夫がこちらに向いてくれているから私もなげやりにならないようにしている。
きっと不倫の事実をしりながら、夫が外を向いているのをしりながらの再構築なんて本当に辛いんだろうな。
一人では再構築はできないから。
