毎年々々、様々なドラマが生み出される夏の高校野球大会。
去年は、「ハンカチ王子」という流行語まで飛び出した斎藤クンと、楽天のエースとして活躍中の田中クンとの延長再試合を含んだ熱戦が未だ記憶に新しいです。
さて、今年の第89回大会。
現在の甲子園球場では最後となる開催で、しかも特待生問題等もあってか、有力候補が見極め難い大会となりました。
全国4000余の代表校の中で、今回の決勝に勝ち残ったのは
広島県代表・広陵高校
佐賀県代表・佐賀北高校
この二校でした。
打撃力が強い広島・広陵が序盤から押す展開で、4点リードのまま8回まで佐賀北を1安打に抑える一方的な試合運びでしたが・・・
魔の8回裏
2連続安打と四球で満塁の場面。
ここまで踏ん張っていた広陵のピッチャー野村クンがまさかの押し出し四球。
打席には、今大会二本の本塁打を放っている副島クン。
この試合では三振続きでしたが、ミートすれば長打の出る怖い打者です。
野村クンの投げた三球目──あれは甘いカーブだったでしょうか──、打った瞬間にそれとわかる
逆転満塁本塁打
が飛び出ました。
何とまぁ・・・
まるで漫画のような展開です。
こんな劇的な一発が出る──それが高校野球の魅力でもあるんですね。
そして、最後9回表の最終バッターが、広陵のピッチャー野村クンでした。
去年の早稲田実業VS.駒大苫小牧での決勝戦、最後は投手同士の対決で斎藤クンが三振を捕りましたが、今試合でも最後は同じような展開となりました。
球種は違いますが、同じアウトコースで三振に。
しかも一点差。
佐賀北の選手達は興奮して眠れないんでしょうなぁ・・・




