先月から、以前働いていた事務所でパートをしている。
急に2人辞めたらしく、お声がかかった。
自分の仕事も超ヒマだったので、ありがたく引き受けることにした。
以前働いていた時から事務所も新しくなり、私の知らない事務員さんが2人増えていた。
私の席は「初めまして」の新しい事務員さんの隣だった。
彼女は女子力の高い美人さんで、電話の応対が素晴らしく丁寧で美人な上に声もいい。
私とは何一つ接点がないと思われたその美人は、私の旧姓と同じ苗字だった。
美人が電話で名前を名乗るたび、美人が他のスタッフに呼ばれるたび、私は自分が呼ばれた反応してしまうということを繰り返していた。
美人の隣の席になって1か月が過ぎた頃、私は所長からの電話に自分の名前を名乗ることができなった。
自分の担当している仕事の進捗具合がイマイチだった焦り、所長に対する畏怖、元々なんでも忘れる性格、この3つが合わさって自分の苗字を忘れた。
もう、私もいいお年なんで「うっかり」と「始まっちゃった」との線引きが難しい・・・。