横浜中華街3代目の料理練習帳 -2ページ目

横浜中華街3代目の料理練習帳

横浜中華街にある広東料理菜館の三代目が日頃思いつくままに作ってみた試作品の数々を紹介していきまっす!

ただ単に鶏肉を揚げたのではつまらないので、よりヘルシーに、そしてより味わい深くするために鶏肉を2つのつけ汁に漬け込む事にしました。


2種類のつけ汁に漬け込む事によって、余分な脂分を取り除き、かつ鶏肉により深い味わいを愉しんでもらえるようになります。そして、外はサクサクカリカリ、中はしっとりふんわりという食感を楽しんでいただける鶏肉を用意する事が出来ました。。。


最後は③です。


そもそもピタパンは、ケバブをかじっていた時に思いついたものでした。。。


ケバブな感じを出せるもので、中華屋らしいもの。。。


まず思いついたのは、チャーシューをケバブみたいに削いでキャベツの千切りと混ぜ合わせて入れるのはどうだろう???というものでした。


実際に作って試してみると、チャーシューだけではあまり面白く有りません。また、何か濃い味付けのソースをかけたほうが合いそうでした。

そこで思いついたのが、甘正油煮風にしてみる事に。。。


う~ん。。。悪くはないけど、なんかドギツイ感じで私の好みではない。。。


それでは、カラシ正油風の辛味の利いたタレはどうか。。。


なんかオリジナリティは感じない。。。


中華まんのチャーシューまんみたいな具はどうか。。。


どんどんフツウになってくな。。。


チャーシューはあきらめる事にしました。。。


ちょっと考えをかえて、ウチの売りである料理の素材を使ってみよう。。。


(続く)


ピタパンの生地にある程度の目処がついたら、次はなかに入れるものを考えなきゃいけません!


具としては①すでに既存メニューをアレンジしたもの。②サクッとか、パリッとか、、、食感を楽しむ事ができるもの。③オリジナリティに溢れるものをそれぞれ見つけようと思ってました。。。


①は意外と早く思いつきました。


元々ごはんものと麺類の具として利用していた「豚の味噌煮」と「牛の角煮」が使い勝手が良さそうだったので即決です。。。


「豚の味噌煮」は豚バラ肉をちょうど沖縄料理のラフテーのような感じに調理したもので、大きさも食感も、もちろん味もパンの具材としてぴったりでした。

もう一つは「牛の角煮」です。これは角切り牛肉を煮込んでトロトロになったものなんですが、通常のものはちょっとトロトロすぎるので早めに上げて少し硬さが残るようにしました。。。


続いて②です。


柔らかのパンの中にサクッとした食感のものがあると面白いと思ったのですが、サクッとしたものは何があるか悩みました。まあ、中華屋なので中華っぽさも残さなくていけないし。。。


中華でポピュラーなのは何か?すぐに思いついたのはエビチリでした。エビチリでサクッとかパリッ。。。


エビチリの具材をかき揚げのような感じ揚げて、チリソースにくぐらせてみるか。


やってみたら以外とイケます。ただ、パンの中に入れるにはちょっとサイズが合わない。。。

パンに入れても違和感ないように小さくするとなんか面白くない。。。


ただ、サクッとした食感のものとピリ辛な味が以外にマッチしているのでこの方向性で何かやりたいな。。。

その上かじってて満足感を得られるもの。。。


鶏肉はどうだろうか。色々考えるうちに、周りをサクサクな衣にして中は柔らかな鶏肉の揚げ物だったら面白いかな?というような考えが。。。


(続く)



手軽に気軽に食べる事の出来るものを、、、中華じゃないようだけど中華で、尚且つ他の中華屋さんではあまり見かけないものを、、、という感じで作ってみたのは、中華ピタパン


まずパンを作る時に目指したのは、① 通常のピタパンには無い肉厚でふんわりした感じに仕上げたい。② やさしい甘みを持つパンにしたい。 という2点でした。


パン作りなど本職で学んだ事は無いので、まずパン作りを勉強し、続いてピタパン作りを勉強。。。


パンは色々文献がすぐに見つかったんですが、ピタパンはなかなかみつからず。。。

トルコの家庭料理の本でちょこっと記載があったのでまずはそこから読み始めました。。。


ふんふん。。。


発酵の有無や回数によって出来が変わるのか。。。ピタパンはあんまり発酵させないのか。。。


焼くのもオーブンだけではなく色々試してみるか。


まずは通常のピタパン作りを真似て作ってみたんですが、どうしてもふんわり感がものたりません。


あれは一方の面だけを過熱して焼き上げるんですね。。。でも一面だけど加熱するとなかなかふんわりした感じは出しにくいかも。。。


じゃあ両面に加熱するものを使ってみよう。。。


でも今ある設備でなんとかしなくては。。。


パン作りの工程と同じように発酵もしっかりやってみるか。。。


パン作りの工程も加えながら色々試しながら焼いてみたら、、、


結構柔かく焼けたかも!


焼き方のコツがつかめたら、次は味です。


これはもう色々な小麦を使ってみるしかありません。。。


ブレンドしたり、、、色々な産地のものを取り寄せてみました。。。


そしたら、あったのです!


小麦自体にやさしい甘みをもつ小麦粉が!


岩手県産のものだったんですけどね。


自然の甘みがあって、出来上がりがよりふんわりした生地になるぴったりの小麦粉でした!


ピタパンのパン自体がある程度固まったら、次は中になにを入れるかです。。。(続く)