今日、ふくやま美術館に
「ウルトラマン創世記展 ~ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ~」
を見に行きました。
福山は生憎の![雨](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
雨。9時半開館なので、10分前に駐車場に入り開館を待ちます。
![雨](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
![雨](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
9時半になり館内に入りますが、このウルトラマン創世記展に入る人は私を含めて2名。流石、平日。その前にウルトラマンの写真を撮ります。
![カメラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/111.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/329.gif)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/76/78/j/o0300040014625816588.jpg?caw=800)
ひと通り撮影して中に入りますが、展示品は撮影できないので残念です。
最初に円谷英二氏のプロフィールを紹介。
当時のアメリカ軍が円谷氏が作った「ハワイ・マレー海戦」のミニチュアを実写と思っていたとのエピソードは流石、「特撮の神様」と唸らせます。
当時、世界に二台しかなかった機材を円谷氏の熱意が伝わり、TBSが買ったとの逸話。
特撮にあたり、前例がないので、怪獣の大きさをどうするか?という問題もあったそうです。
大きくても小さくてもいけないという比率の問題ですが、「確かに」と頷きます。今の戦隊シリーズの最後に敵が巨大化し、戦隊のメカが登場しますが、この大きさは「それ」ですね。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/44/97/j/o0600092414625816593.jpg?caw=800)
ウルトラQで使われたセットなどを展示して、ウルトラマンに進みます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/1a/ab/j/o0600080214625816599.jpg?caw=800)
1966年から始まったウルトラマン。当時、撮影スタッフが足りず、放送当日に間に合わなかったのでセレモニーでその場をしのいだエピソード。
しかし、私が興味深かったのは、なぜウルトラマンは3分しかウルトラマンになれないのか?それは撮影時間の都合。納得。
その3分を表現するためにカラータイマーが存在したということです。そして、なぜ赤色なのか?当時、白黒のテレビが多く、青だと認識され難く、白黒のテレビに対応すべく、赤にしたとの事です。
しかし、当時のカラータイマーは青から赤に変わる技術はなく、付け替えていたということです。
ウルトラマンのマスクは3回変わっていて、最初のマスクは、ウルトラマンは最初、喋る事が出来る設定にしていたらしく、口元が空いている様なデザインだったそうです。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/14/c5/j/o0600080014625816607.jpg?caw=800)
続いての展示は1967年放送のウルトラセブン。ウルトラマンでの準備段階の事を踏まえ、満を持して登場です。
ウルトラセブンと言えば、ポインターとアンヌ隊員ですね。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/36/bb/j/o0600096314625816615.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/4b/d1/j/o0600080214625816623.jpg?caw=800)
続いての展示は1971年放送の「帰ってきたウルトラマン」。この展示には書かれてはいませんでしたが、制作側は「帰ってきたウルトラマン」ではなく「ウルトラマンJ(ジャック)」にしたかったみたいです。
が、当時、ハイジャックが連続し、印象が悪いということで「帰ってきた・・」になったと聞いたことがあります。
そして、この時期には仮面ライダーが放送開始。当然、制作側もクオリティにはこだわったみたいです。そして、脚本の充実もこの時期のウルトラマンシリーズに現れています。
帰ってきたウルトラマンと言えばコスモスポーツですね。個人的には・・・
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/80/65/j/o0600080014625816631.jpg?caw=800)
続いて1992年放送のウルトラマンA。ここで奇抜な変身スタイルをとります。北斗と南、二人でウルトラマンAになるということです。最終的には南は月に帰り、北斗一人で変身していきます。
この時代には「超人バロム1」が二人で変身していました。そして、やはりですが、ミサイル怪獣ベロクロンの紹介がありました。
ウルトラマンAの第一話はこの福山でミサイル怪獣ベロクロンが暴れるところから始まります。
では、第一話の舞台がこの福山になった経緯ですが、企画当初の段階では平和を象徴する都市として広島でとの話があり原爆ドーム破壊などのシーンが考えられていました。
しかし、被爆者、平和団体などから抗議があるとされ、広島県第二の都市、福山になったということです。
ウルトラマンAは強敵エースキラーがゴルゴダの丘にウルトラ兄弟を磔にするシーンが印象的です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/17/9d/j/o0600080114625816637.jpg?caw=800)
1973年放送のウルトラマンタロウ。ここでは、ウルトラ兄弟の世界観と御伽話を表現しているとの事。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/9b/f9/j/o0600080014625816646.jpg?caw=800)
隊長役の名古屋章さん、いい味を出していました。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/7f/50/j/o0600087114625816651.jpg?caw=800)
1974年放送のウルトラマンレオ。ウルトラ兄弟ではありません。L77星出身です。
最初にセブンがやられている姿はショックですね。
主人公、オオトリ ゲン役の真夏竜氏、水戸黄門などでチョクチョク拝見していました。ウルトラマンマックスに出ていました。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/7c/73/j/o0600080014625816655.jpg?caw=800)
1980年放送のウルトラマン80。レオと80との間にアニメで「ザ・ウルトラマン」の放送をし、人気を博したのを受けて、登場したのが、ウルトラマン80です。
熟成されたウルトラマンの印象があります。こうして、平成のウルトラマンにいろいろなノウハウが受け継がれているのが分かります。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/4c/0e/j/o0600080214625816663.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/9a/4a/j/o0800032114625816669.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20191028/15/fukuyama4571/84/6b/j/o0800060014625816676.jpg?caw=800)
この展示は6月16日までなので、もう一度、行ってみたいですね。
販売の所にはちゃぶ台を前に正座するメトロン星人のフィギアがあったので・・・欲しい・・・。
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御覧頂き、ありがとうございました。