木香薔薇に想うこと〜「自分の生きる時代を愛する」〜 | 福勝寺のブログ





        

    黄木香薔薇





    初夏の気候で春が短く感じます。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
    今年も木香薔薇(モッコウバラ)が美しく咲き誇る季節となりました。





    「あらゆる世代は、
    それぞれの時代を
    愛すべきです」
    須賀敦子さんの言葉
    (「現代を愛するということ」より)




    「自分の生きている時代を愛する」とは……時代のせい、誰かのせい、不平不満が口から出るそんな時に思い出したい言葉です。





    木香薔薇に促されて、自分がいま生きている時代について色々と考えてみました。

    何を信じて何を拠り所とするのか…自分の人生における物事に全て責任を持つと決意したその瞬間から、人生は次々に変化していきます💛





    坊守の人生をふと振り返ると波瀾万丈でした🤭次から次へと様々なチャレンジがあり、多くの経験を重ねてまいりました😂

    七転び八起き…時に立ち止まり進めない時もありました。身体丈夫でないし、ストレスから胃潰瘍で激ヤセして心のバランス崩して眠れなかったり、闘病で今度は激太したり…😭




    衝撃すぎて泣くことすらできずうずくまり、光がもう見えないと嘆きつついなくなりたいと願ってしまったり…

    現在も痛みとも闘ってますが、生かされているこの身を有り難く思います🙏

    ホント二進も三進もいかないことばかり起きて、なんで?どうしよう?とオロオロ…💦😅





    今は心は軽やかに楽しくもなってきて🎵おかげさまで胃痛は和らいだ。紆余曲折あるプロセスこそ大切で楽しい😃💛この変化はすごいなと自分でもつくづく思います🎵






       「自灯明 法灯明」


    自己の中にある仏性を重んじて、ダルマ「法(真理・理法)」という、自己の内なる仏性と同質の絶対真理を頼りとしていくこと。





    親はいないし頼れない、凛として生きていきたいと願いながら弱音吐くな笑えと教えられ、誰も代わってくれない…自分でやるしかないと…絶えず無理しがちで常にキャパオーバー💦
    倒れたら強制的に休み…またその繰り返し…😭辛い苦しいと言えなかったです…。





    頼れる場所を作り、頼れる方の存在をたくさん持つこと、自分から弱音や出来ないことを伝えるのは負けではないと知って楽になれたのです😊





    ご縁あってお寺に嫁がせていただき来月で10年を迎えます。こんな愚かな私を見棄てずに寄り添って下さっている阿弥陀様の深い慈悲のお心に感謝いたします🙏




    ★須賀敦子(すがあつこ)
    作家、イタリア文学者。イメージ 6
    イタリアの古典やキリスト教文献に大変造詣が深く、今を冷静に、前向きに見つめ続けた。
    谷崎潤一郎や三島由紀夫らの作品を翻訳した。
    著書に『コルシア書店の仲間たち』など。

    ◎出典:『しあわせの言の葉』山下景子著(宝島社)

    〔参考文献〕
        『須賀敦子全集 第八巻』(河出書房新社) 





    ガーデンテーブルと椅子を

    ご用意しました!






    お参りに散策に疲れたらごゆっくりおくつろぎください🙇‍♀️





    皆様のお参りをお待ちしてます

    🙇‍♂️🙇‍♀️南無阿弥陀仏🙏




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