🌸皆様へご報告




以前より「子どもたちの笑顔のために募金」に、ご協力をたまわりまして、誠にありがとうございました🙏







昨年の親鸞聖人御誕生850年⚫︎立教開宗800年慶讃法要の際に住職が本山の西本願寺重点プロジェクト推進室へ届けてまいりました🙏




本日、本山から領収書🧾が届きましたので、お知らせ致します。









皆様におかれましては、子供達の貧困撲滅、全世界の子供達の健やかなる成長を支援していただきたく、今後とも継続してご協力を賜わりたく何卒よろしくお願い致します🙇‍♀️🙇‍♂️











  貧困撲滅・児童虐待撲滅を目指して


ニュースで、「いじめ・虐待」の話題が伝えられ、子どもを生み、育てることへの不安が少子化問題へ拍車をかけています。

子供間のいじめや教師から子どもに対するいじめは後を絶ちません。また、「職場におけるいじめの深刻化」も指摘されています。


子ども時代から、競争を強いて他者を押しのけ優位に立って、勝ち残っていかなければ、将来的に負け犬になってしまうという脅しにも思えるこの社会システムから改善していかなければなりません。

私たちの元に、子育て中のお母さんたちから悩みが寄せられています。

例えば、

「毎日独りでマンションの中で子どもと向き合っていると、
どんどん辛くなり、ストレスが膨らんでいく」

「誰に育児の悩みを相談したらいいのかわからない」

「少しの時間でいいから独りの時間を持ちたい」など、

現代の子育て事情における深刻な問題の数々に、早急に取り組んでいく必要があると痛切に感じました。






今後、福勝寺として


いじめ・虐待で傷ついた子どもたちの心の居場所 

設立に尽力したいと考えています。


居場所の設立とは、建物を作ることを目指すのではありません。

地域の中に彼らの居場所を作る ことが目標です。

地域全体で子どもたちの成長を見守っていく時代 が到来しました。

地域の皆様が彼らのために立ち上がり、闘う存在 だということを
子どもたちに伝えていって欲しいのです。








虐待の問題は早期発見が大切 です!
皆様お一人お一人の協力が必要です。
地域の宝となる、かけがえのない命を共に守り、見守って行きましょう🙏

お寺の中において、子育てサークルやNPOなどの支援活動 にも取り組んでいきたいと考えています。


子育ての悩みや家庭の問題、色々あると思います。自分だけの問題として独りで悩み続けるのではなくまずは一歩踏み出してみませんか。







子どもの持つ可能性を信じ、たくさんの方々の愛情のもとで慈しみ育んでいくことが必要です。

子育てを終えられた団塊の世代の方々を中心として、若い世代のお父さん、お母さんたちが気軽に育児などの意見や悩みが言い合える会 の設立を目指します。

熟練の方々の培ってこられた人生経験を、若い世代に伝えていくお手伝いをしながら、私自身も共に学び、成長していきたいと思っています。





今後の日本社会の課題は
「絶えず襲いかかる恐怖と闘い、自己を肯定し愛することができる社会人を育成していくこと」
です。

学校教育の中でも、
「生き延びる力と人と関われる力を育成していくこと」
が大きなテーマとなってきます。

だからこそ「子どもの将来を考えた継続的な支援体制の整備」が急務であり、真剣に考えるべき課題であると捉えています。

これからも引き続き支援を継続していきます。
またご報告します🙏

 



 ~参考文献~
・『子を愛せない母 母を拒否する子』へネシー 澄子(著)学習研究社
 DVと虐待「家族の暴力」に援助者ができること』信田さよ子(著)医学書院
  『子ども虐待という第四の発達障害』杉山登志郎(著)学研
・『若者の心の病 思春期内科の現場から』森 崇(著) 高文研
・『愛されたい」を拒絶される子どもたち』椎名篤子(著)大和書房
・『心に傷をうけた人の心のケアPTSD(心的外傷後ストレス症候群)を起こさないために』
クラウディア・ハーバート(著)保健同人社
・『隠された児童虐待PTSD・依存症の発症メカニズムと効果的なトラウマセラピー』 
鈴木健治(著)文芸社
・『殺さないで 児童虐待という犯罪』毎日新聞社児童虐待班(著)中央法規
・『インナーマザー あなたを責め続ける心の中の「お母さん」』斎藤学(著)新講社

・『アダルトチルドレンと家族』斎藤学(著)学陽書房
・『「家族」という名の孤独』斎藤学(著)講談社
・『「自分のために生きていける」ということ』斎藤学(著)大和書房
・『「家族」はこわい』斎藤学(著)日本経済新聞社