🌸皆様へご報告
以前より「子どもたちの笑顔のために募金」に、ご協力をたまわりまして、誠にありがとうございました🙏
ニュースで、「いじめ・虐待」の話題が伝えられ、子どもを生み、育てることへの不安が少子化問題へ拍車をかけています。
子供間のいじめや教師から子どもに対するいじめは後を絶ちません。また、「職場におけるいじめの深刻化」も指摘されています。
子ども時代から、競争を強いて他者を押しのけ優位に立って、勝ち残っていかなければ、将来的に負け犬になってしまうという脅しにも思えるこの社会システムから改善していかなければなりません。
私たちの元に、子育て中のお母さんたちから悩みが寄せられています。
例えば、
「毎日独りでマンションの中で子どもと向き合っていると、
どんどん辛くなり、ストレスが膨らんでいく」
「誰に育児の悩みを相談したらいいのかわからない」
「少しの時間でいいから独りの時間を持ちたい」など、
現代の子育て事情における深刻な問題の数々に、早急に取り組んでいく必要があると痛切に感じました。
今後、福勝寺として
いじめ・虐待で傷ついた子どもたちの心の居場所
設立に尽力したいと考えています。
居場所の設立とは、建物を作ることを目指すのではありません。
地域の中に彼らの居場所を作る ことが目標です。
地域全体で子どもたちの成長を見守っていく時代 が到来しました。
地域の皆様が彼らのために立ち上がり、闘う存在 だということを
子どもたちに伝えていって欲しいのです。
虐待の問題は早期発見が大切 です!
皆様お一人お一人の協力が必要です。
地域の宝となる、かけがえのない命を共に守り、見守って行きましょう🙏
お寺の中において、子育てサークルやNPOなどの支援活動 にも取り組んでいきたいと考えています。
子育ての悩みや家庭の問題、色々あると思います。自分だけの問題として独りで悩み続けるのではなくまずは一歩踏み出してみませんか。
子どもの持つ可能性を信じ、たくさんの方々の愛情のもとで慈しみ育んでいくことが必要です。
子育てを終えられた団塊の世代の方々を中心として、若い世代のお父さん、お母さんたちが気軽に育児などの意見や悩みが言い合える会 の設立を目指します。
熟練の方々の培ってこられた人生経験を、若い世代に伝えていくお手伝いをしながら、私自身も共に学び、成長していきたいと思っています。
・『「家族」という名の孤独』斎藤学(著)講談社
・『「自分のために生きていける」ということ』斎藤学(著)大和書房
・『「家族」はこわい』斎藤学(著)日本経済新聞社