「いい加減」の「いい加減」

おはようございます

片瀬健治です

私は九星気学というものを”ある方”から教えていただきました。

※　画像はイメージです
それによると私は完璧主義だそうで、それによって自分も周りも苦しんでいる事があるそうです
少し心当たりがあるような笑

そういう事もあってか私は少しのいい加減というのを意識するようになりました

世の中のものには全て若干のズレやブレ、
ハンドルでいうところ遊びが存在します

実は何事にも少しの遊びやいい加減がある事が自然の摂理だそうです

体も健康な人でさえ安静時でも心臓の鼓動は10%前後のズレがあります
つまりみんな少し不整脈だということです

水も完全な純水、H2Oも一時期流行りましたが実はあまり体に良くありません
少しの天然成分やミネラルが混ざっている水の方が体に良いです

こういうことからも完全なものより少しのゆるさが必要なんだと思います

つまり"いい加減"という事です

いい加減には

いい加減にしろよ
いい加減なことをいうなよ

だったり

いい湯加減でした
お加減はどうですか

など良い意味も悪い意味もあるこの言葉自体がいい加減だったりしますね笑

個人的な意見ですが
子供にもなんでも決めつけたり
こうしなさい、これはダメ！
って言うより
子供のイタズラくらいは"まぁいいか"と見て見ぬ振りをしてあげる"いい加減"が少しはある方がいいような気がします

私は今は神戸に住んでますが大阪生まれの大阪育ちです

昔は大阪のおっちゃんおばちゃんは初対面であっても
みんな知り合いのように話してた気がします
(今もそうかもです)

その潤滑油になってる根底にいい加減があるように思います

大阪のおっちゃんは誰かと会うと
「どや、儲かっとるかー？」

相手は
「ボチボチやわ」

よくある大阪人の会話

ボチボチって
儲かってんのか儲かってないのかよくわかりません

でも会話が成立してしまってます

おばちゃんは道で会った人に
「あーら奥さんどこ行きはんの？」
聞くと
「ちょっとそこまで」
聞いた方も
「あーそうなん、気ーつけてな」

なんと適当でいい加減な会話でしょうか笑
でも成り立ってしまいます

子供の頃におばあちゃんと買い物に行く時に
近所のおじさんに出会うと必ず
「えーもん(良い物)買うてもらいやー」
と笑顔で言われました笑

えーもんてなんだろ笑

こういうような会話がもし完璧な会話だと人間関係にヒビが入りそうですね

どこに何しに行くの？
どれくらい今儲かってるの？
あなたは◯◯を買ってもらいなさい

なんて言ってると息が詰まってしまいますね

人間の肉体も食べ物も人間関係も
そして仕事も人生も
少しのゆとりを持って
良い加減でいる方がうまく行くような気がします

しかしそのいい加減の加減は
過ぎると信用を失いますよね

なので一生懸命の中に少しの"いい加減"を取り入れていくのがうまくいくコツ
って誰かが言ってたような気がします
(いい加減ですみません笑)

僕が知っている人の中では長尾さんはそのいい加減をうまく体得してらっしゃる方だと思います