できない言い訳を並べる人への対応

おはようございます
長尾祥寛です。

できない言い訳を並べる人
自分が出来ない事の理由を、人に求める人

こんな人が回りにいますよね

コンサル会社の代表専務だった時の話
代表社長もいて、役員3人の会社だったのですが

新たなプロジェクトの企画会議中に
出来ない言い訳をするための
伏線を準備するような話ばかりする
スタッフがいました。

そのスタッフは、
仕事が難しくなるにつれて
依存体質がひどくなっていきました。

そんな時、社長とスタッフへの対応を
めぐりバトルする事になりました。

社長の意見は、
スタッフがどんな姿勢でも

人と過去を変える事はできないから、
クライアントやプロジェクトの為になると

自分が信じる事をやり続けるしかないと
その姿勢を見せ続ける事が

いつかスタッフを変える事になると言い
たしかに、その姿勢で取り組んでいましたが

私の見解は、
いままでの会社の体制や姿勢が原因で

スタッフがそんな姿勢に
なったのではないか

自分の姿勢を見せ続ける事も大事だけど
もっとスタッフに寄り添い、
そのスタッフに興味を持つことが大切なのではないか

できないならできないで
プロジェクトから外すなり
現状でのスタッフの状況を本人に注意した方がよい

スタッフの事を真剣に考えればこそ
いまのままでは、彼は“必要ない”という
結果があってもいいのではないか

今のままでは、
気づくきっかけも与えられないし
変われるきっかけも
奪っている事にならないか

それをどうとらえて、
どのように変化していくかは相手次第
ただし、“必要ない”の結果を
どう受け入れていくかはしっかり見てあげる

これが長尾の見解

という議論を遅くまでしていました。

最終的には、どちらのやり方も
スタッフの為を思っている

どの方法でどんな結果がでるのかは
わからないため、
自分が納得できる方法でお互いに対応すると
いう事でその場は収まりました。

私も、社長からこうしろと
言われたわけではありませんが

特に社長のやり方を
否定していたわけではないため

役割的にまずは社長の方法で
検証してみようと
思いました。

とは、いってもできないという
言い訳を用意して

会議中に話す人間だったので、
イライラはしていました（笑）

どちらが正しいかは
いまだにわかりませんが

何をしたらどうなると
決まっているわけではないので

それまでの関係性の作り方と
そのスタッフへの
自分からの愛情があれば

やり方はいろいろあり正解はない
あるいは全部が正解なのではと

いろいろ書籍や研修で勉強すると
リーダーシップの在り方の情報が入ってきます

かたくなに教科書通りにやる事が重要ではなく
勉強した内容の本質を自分なりに理解する事が重要で

今回の問題は、
相手を思いやる気持ちがあればどんなやり方を取ろうと
自分の正義を貫けば
相手の為になる結果しか出ないというのが自分の結論でした