6/5のNHKウィークエンド関西の「西日本の旅」コーナーで熊野古道沿いの人が集まる新しいスポットとして取り上げて頂きました。
kumano 森のふくろう文庫の開店当初からのキーワードは交差点です。
それを番組の中で上手くまとめて頂いたので、本質は理解されたと思いますが、当然のごとく、実際のインタビューではもう少し長く話しており、そちらだと熊野本宮という地理的な視座とコロナの時代という時間的な視座から、古本屋カフェの位置付けがよく分かると思いますので、せっかくだからここに書こうと思います。
番組が映画だとすれば、ブログは原作本の位置付けです。
交差点という言葉通り、
熊野本宮は熊野古道の交差点です。
京都から、高野山から、吉野から、伊勢からの道が本宮で集まり、新宮速玉や那智、紀伊半島南部へ広がっています。まさにここは地理的な交差点です。
その熊野本宮大社の裏隣に構えた森のふくろう文庫は人の交差点の役割を果たしたいと願っています。
そこは僕のような移住者と、昔からこの地に住んでいる方、そして一時的にやってくる旅行者とが交流できる交差点です。世界遺産という切り口では世界の人々との交差点でもあります。
また、ちょうど収録の時のように宿題をしに来た子ども達や、犬の散歩の途中に寄っていただけるご近所さんとの世代を超えた交差点にもなりたいです。これらは主にカフェ部門が担っています。
しかし、現在はコロナの時代であり、人の流れを抑えたい時代です。ここに古本屋の役割があります。本には歴史のように時間を超えた交流があります。また世界のことのように空間を超えた交流があります。本は時空を超えた人の交差点です。
こんな時代だから古本屋カフェをオープンさせた意義があると思っています。
1日も早くコロナが終息し、交差点の役割を果たしたいものです。
