医療用ウィッグ・かつら FUKURIBI WIG

医療用ウィッグ・かつら FUKURIBI WIG

7年間看護師として大学病院に勤務し、育児のために休業中に、姉が始めた医療用ウィッグの販売を手伝うことに。看護師の経験をいかし、患者さんが求める、本当に良いものをつくりたいと奮闘中。闘病中の方の参考になればとブログ開設。

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医療用ウィッグを準備する時期については、一般的には治療開始前がよいとされている。


がんと告知され、落ち込んでいるところに医師から化学療法についての説明を受ける。脱毛は避けられませんと言われ、更に落ちこむ。そんな時にウィッグを買いに行ける人って、すごく強い人なんじゃないかと思う。


がんと戦っている人は、幾つもの山や谷を越えて徐々に強くなっていくものだと思っている。
いきなり受け入れられて、いきなり前向きにがんと向き合える人なんていないと思う。


誰だって最初は
『どうしよう、がんだなんて…』

『なんで私が?!何かの間違いかも』

『これからどうなっちゃうんだろう』


なんて思うのが当たり前。


そんな時に、ウィッグ探しに繰り出せるかなぁ?と思う。



化学療法開始後、脱毛が始まるのはだいたい2,3週間後からとされている。
個人差はあるが、医師から脱毛が必発と言われたなら避けることはできない副作用だと思った方がよい。なんとか抜けないように…は多分無理なのだ。


脱毛が始まると、その後1,2週間でかなりの量が抜けてしまう。
頭皮がピリピリすると表現される患者さんも多い。


脱毛が始まった時、覚悟していたつもりでも涙が止まらなかったと聞くことも多い。やはり、外見が変化することは辛い。女性ならなおさら。


そこで、ウィッグをあわてて用意する人もいるだろう。もちろん間違いではないし、その時によいウィッグが見つかるかもしれない。その人のタイミングで探せばよいと思う。

でも、もし今、化学療法開始前で脱毛の心配をしていて、ウィッグの購入を検討しているなら…

今探しておいた方がよいとも思う。


治療がはじまれば、体調が優れない日も多くなる(副作用は脱毛だけではないから)。ゆっくり比較して、色々なものを見てみる時間や余裕があるのは治療前。
そういう意味では、治療開始前がウィッグ購入の時期なのかもしれない。


興味がある方は是非



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