9月7日(土)南市民センターにて選手・保護者説明会
9月8日(日)福岡市内中学校にての初練習
いよいよアジアカップ優勝に向けての練習が始まりました。
福岡市内及びその近郊から集まった選手諸君11名での活動です。
9月になってもなかなか下がらない気温の中で
こまめに給水をし、休憩を取りながら
しばらく野球から遠ざかり
眠った身体を起こす作業から始めました。
まずは暑さに慣れながら
身体を適応させていくことを
今日は重視しました。
四股、屈伸蹴り、伸脚などを行い、
野球を行うために必要な身体づくりについて
意識付けを行いながらゆっくりと進めていきました。
キャッチボールはリリースを意識させました。
両方の肩とキャッチするグローブの位置を
二等辺三角形でつなぐようにとも指示しました。
また、0.1秒でも早く、
打者走者よりも速く
各塁にボールを送ることができるよう
キャッチ&ステップの練習も行いました。
内野のフィールディング練習では
全くと言っていいくらい送球ができませんでした。
身体を慣らしていって
デフェンスの強化を図ります。
練習終わりのクールダウンを兼ねたストレッチでは
伸脚ストレッチにおいて、
骨盤が後傾した状態である選手がほとんどでした。
また踵がつかない選手もいました。
骨盤前傾させて動作を行うことがほとんどの競技であるため改善をしていきます。
骨盤前傾位・踵接地の状態が作れる高さで股関節の内外旋を行い、左右の体重移動をさせます。
可動域が成長期などによるなんらかの要因で、深くしゃがめないということもあるため、
高さを基準とするのではなく正しい使い方ができているかを基準とします。
中学生から高校生にかけて胸郭周りの硬さがで始める傾向があります。
ここには早期にアプローチをかけていきます。
回旋運動、屈曲伸展、水平方向。
ほぼ100%の選手がスマホを所持しており、
その姿勢により硬さが出る年代が早くなると予想できます。
その結果、胸郭周りの硬さはもちろん浅い呼吸を誘発するものと考えます。
そのため、拡大解釈だとは思いつつも、反応の遅さなどが出てくるものと考えています。
今後は現状を把握しつつ改善を図りながら、
「その先」へと繋いでいきます。