【自分の感情が分からない】


 アダルトチルドレンの特徴のひとつです。 

幼少期に素直な感情を出すことを許されず、抑圧したまま成長してきたことが原因です。

 怒りや悲しみ等のマイナスな感情を、臨時的に麻痺させる癖がついています。

 心と思考をフリーズさせ、その場を何とかやり過ごします。 


 しかし潜在意識では、ちゃんと怒りを感じています。 

 ある程度のタイムラグを経て、後から怒りが沸々とこみ上げてきます。 


 これが積み重なると、ストレスで体調を崩したり、 

思わぬきっかけで感情が爆発します。 


 ノートにその日の出来事と、印象に残る事柄を書き出し 

その場面をもう一度思い出します。次に声に出して読み上げてみます。「感情解放」の効果があり、気持ちも切り替わります。


 このような訓練を続けていく内に、

事が起きて感情が生まれる迄のタイムラグが少しづつ短縮されていきます。 

 「その場」で感情を冷静に感じ取れるようになり、 

「今ここ」の感情を取り戻す事ができます。