プログラミング教育が小学校でも導入されることとなりました。そこで、文科省のHPから「プログラミング教育」についての抜粋をご紹介致します。
有識者会議「議論の取りまとめ」では、プ ログラミング教育で育む資質・能力を、各教科等で育む資質・能力と同様に、 資質・能力の「三つの柱」 (「知識及び技能」、 「思考力、判断力、表現力等」、 「学びに向かう力、人間性等」)に沿って整理しています。
コンピュータが日常生活の様々な場面で使わ れており、生活を便利にしていることや、コンピュータに意図した処理を行わせるためには必要な手順があることに気付くことが、今後の生活においてコンピュータ等を活用していく上で必要な基盤となっていきます。そのため、コンピュータはプログラムで動いていること、プログラムは人が作成していること、また、コンピュータには得意なこととなかなかできないこととがあることを、体験を通して気付かせることです。小学校段階では、こうしたことへの「気づき」が重要と考えられます。プロ グラミングに取り組むことを通じて、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりするといったことは考えられますが、それ自体をねらいとしているのではないということを、まずは押さえておいてください。
新しい学習指導要領では、総則において、情報活用能力を言語能力などと同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け、「各教科等の特質を生かし、教科等横断的な視点から教育課程の編成を図り育成すること」と規定しました。
【知識及び技能】身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。【思考力、判断力、表現力等】発達の段階に即して、「プログラミング的思考」 を育成すること。【学びに向かう力、人間性等】発達の段階に即して、コンピュータの働きを、 よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。 思考力、判断力、表現力等は、短時間の授業で身に付けさせたり 急激に伸ばしたりできるものではないことに留意する必要があります。「プログラミング的思考」は、プログラミングの取組のみで育まれたり、働いたりするものではありません。各教科等の指導を通じて思考力、判断力、表現力等を育む中に、「プログラミング的思考」の育成につながるプログラミングの体験を計画的に取り入れ、位置付けていくことが必要となります。
先週金曜に、教員向けの教育ITソリューション展に行ってきました。小学校低学年向けの教材は何か(車やハチの形のモノ)を移動させるために、マス目のどこをどのように通って行けばよいのかを考え、ボタンを「進・右・進・進・進・左・進」と押したり、←を順番に置いていくといったものでした。その際、どこか一箇所でも間違えれば、思うように移動させることはできません。その間違いに気付かせ、自らその個所をみつけ訂正させるという説明がなされていました。
つまり、「プログラミング的思考」とは、最適解を探すこと(何か目的があった時、そこに達成させるための一番良い方法を考える)というように言い換えることができると考えます。
「今、我々はブラックボックス化されている便利なモノに囲まれている。それに気づき、また、人としてよりよく生きるためにはプログラミング的思考が大切」ということです。これらから、思考に問題のある若者が量産される教育結果の変革を、という文科省の考えが透けて見えます。つまり、道徳の教科化と根っこは同じで、作文能力重視も同様だということが分かるのではないでしょうか。
