日曜日に参加した「埼玉殺処分ゼロシンポジウム」のレポートの続きです。

参加して強く思ったことがあります。
殺処分、まずそんなことが行われることがおかしい。
収容されて3日くらいで、命を絶たれてしまいます。しかも安楽死なんかじゃありません。
こんなことがあっていい訳ない。
仕方なくなんかないです、ありえません。
みんな頭のどこかで仕方ないと思っているでしょう?
よく考えてみて下さい。
みんないいとはもちろん思ってなくても、自分は何も出来ないし、仕組みがよくわからないので仕方ないのかな。。。みたいに思っていませんか?

いいえ、絶対に殺処分はあってはいけない!
自信を持って言って良いんです、「殺処分はおかしい!」って。

近年、殺処分数はだいぶ減ってきましたが
1匹でも殺されていれば同じです。
ゼロでなければいけません。


センターに持ち込まれる動物の多くが、迷子と、子猫です。
首輪、迷子札は必須です。
マイクロチップも賛否両論ありますが、動物は話せないから入れることを推奨しますとのことでした。


下は埼玉県のポスター。
飼い主から持ち込まれた子たちがつけていた首輪やリードたち。
胸が苦しくなります。
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飼い主に持ち込まれる。
様々な理由があるとは思いますが、どうしても一緒に暮らすことができなくなったから殺す、という選択肢は無しです。
簡単に殺す、ということを選ばないで下さい。


子猫に関しては、徹底的に不妊手術をする。これにつきます。
産んだ子猫を取り上げると、母猫は次の発情を早く迎えてしまうので子猫だけを取り上げるのは注意が必要です。
飼い猫はもちろん、絶対。
野良猫は極力、TNR(Tトラップ、Nニューター、Rリリース、捕まえて不妊手術してもといた場所に戻す)を進めます。



犬や猫、ペットたちは私たちの友達であり家族。
不要になったからといって家族の命を絶つことが当たり前のように選ばれる狂った世の中を変えるのは私たちです。
殺処分は仕方ないと麻痺させないで。

「前は保健所でね、ひどい世の中だったよね」って話せるようになるはずです。