久しぶりにサッカーについて書きます。

最近、ジェフは調子を落としていますね。
今季まだ1勝も出来ていません。
原因はなにか?

いろいろと考えられると思います。
審判が云々、選手の調子が云々・・・
それは、それぞれが間違っていないと思います。

そんな中、まったりザックリ、サッカーというスポーツについて少し考えてみたいと思います。
サッカーは11人でやるスポーツで、ゴール数(得点)の多いほうが勝ち、という割と分かりやすいスポーツです。

得点にはさまざまなカタチがあります。
ヘディングやスルーパス、ロングシュート、PKなんてのもありますね。
そんな中一番簡単な、つまり高確率でゴールになるのは、たぶんPKでしょう。
なぜPKが一番高確率なのか?
それはGK以外、邪魔する人がいないから。当たり前ですねw
プロの選手がフリーで蹴ればかなりの確率でゴール!というわけです。

言い方を変えれば、サッカーはパスだのドリブルだのさまざまな技を駆使してフリーになること、
もしくは数的優位を目指すスポーツ、ともいえるでしょう。

もちろん多くのディフェンスがいてもゴールになることもあります。
しかしそれはなかなかに難しく、確率的にはかなり低い。
ちなみにこの場合、ゴラッソと呼ばれるスーパーゴールになる確率は高いです。
ゴルフでいうチップインバーディみたいなもんでしょうか。

それと、例えば5-0で勝っても1-0で勝っても勝ち点は同じ3。
となると、攻撃型(守備は弱い)のハイリスクハイリターンよりもしっかり守ってかあるいはバランスを重視したチームのほうが実は基本的には有利なんですね。

それを踏まえて今のジェフの戦術ハイプレスハイラインをみてみると、
やはり難しいことに挑戦している感は否めませんよね。
ラインが高いということは、裏を取られやすいということ。
フリーを許し数的不利を招きやすいカタチです。

更にワンボランチですから、ここでも数的有利を保ちにくい構造があります。
ツーボラならまだ保険があるのですけどね。
それもやらないので、プレスをかいくぐられると途端にバタバタでピンチになる。
あとは後ろの人たちよ、なんとかして!といった事態が頻繁に起こるわけです。
そうなるともう組織ではなく個人での対応になりますから、当然無理をする。
無理した挙句レッドカード!という事態も増えるわけです。
今季レッドが多いのは単に選手の技量が低いというわけでもないのです。

競馬の世界では、馬のチカラを上手に引き出すジョッキーが名ジョッキーといわれています。
それはサッカーの世界でも同じなんだと思います。
選手のチカラを上手く引き出して勝つ。これが監督の仕事。
ただ単に自分の理想のみを押し付けるだけでは選手のチカラは引き出せないでしょう。

追伸 今日は寒いから行くのやめときます、観たいけど。
でもくそ寒い中オナニーサッカー見たくないしw