ブラジル戦を観てしまったので、なんだか眠いです。そのあと寝たんですが。

しかし開始早々のネイマールの一撃、凄かったですね~。これぞブラジルって感じ。

糸を引くようなアーリークロス、胸での落とし、そして完全なるシュート。

その間、日本代表はただ呆然と見ていることしか出来なかったんじゃあないかと思うくらい、完璧なるゴールでした。

日本代表も本田、香川、清武、遠藤と、技術も判断も優れた選手がけっこういるんですけれど、ブラジルのプレーはそれを更に上回っていましたね。

例えば日本のパス精度が80%くらいだったとすると、ブラジルのそれは95%超、みたいな。

サッカーではこの差はとてつもなく大きくて、長友の言葉を借りれば「ワールドカップで優勝を目指すと言ってきましたけど、腹を抱えて笑われるくらいのレベル」「中学生とプロのレベル」ということなんだと思います。

仮に代表のプレー精度を80%としたとしたら、ジェフは一体どのくらいでしょうかね。70%?60%?それとももしかしたら50%かな。どちらにしろかなり落ちるということは間違いない。

かなりアバウトにいえば、ブラジルも代表も、そして我らジェフも同じようなサッカーをしようとしているわけです。いわゆる繋ぐサッカーですね。

そんな中で、パスの精度が低いわけですから、そりゃ上手くいきませんよね、それこそ中学生レベルと言われてしまうようなw。

しかし横浜戦は、いつもよりもパスが繋がったように思います。特に後半はその傾向が強かった。

なぜか?

横浜のプレスがさほどでもなかったことなどいろいろと理由はあるでしょうけれど、前回の記事に書いたように、大介、大塚、ジャイールと判断のいい選手が多く入ったことも大きかったんじゃあないでしょうか。

今回、大介が勇人の代わりに入りましたが、攻撃では非常に良かったです。

縦パスを面白いように通してゲームメークしていましたし、その他大きな展開や飛び出しでも貢献していましたね。

ここのところゲームに埋没することが多かった大介ですが、攻撃のリズムを作り出すのは大介の得意とするところ。これくらい積極的にゲームを作れるのであれば、是非一度スタメンで見たい気もします。

では守備は?と思うかもしれませんが、守備の強化には守備が上手い選手を入れればいい、という単純なものでもない。

なぜなら攻撃と守備は表裏一体で、攻撃のリズムが悪ければ当然守備の時間が長くなり、自ずと守勢に回らざるを得ないわけで、逆に攻撃を続けていれば、守備の必要はまったくないのです。

今回の後半は大介、ジャイール、大塚が同時起用されていましたが、どの選手も守備はあまり得意ではない選手ばかり。

にもかかわらず明らかにジェフが押していたのは、つまりそういうことなんだと思います。

要するに、ボールを取られた時のことばかり心配して選手起用をしていたのでは繋ぐサッカーなどとてもおぼつかないということ。

ジャイールのところを突かれてやられた。だからジャイールを外す。

これでは高度なパスサッカーなど出来るわけもないです。なぜならパスに関しては、ジャイールが一番上手いわけですから。

だから今のジェフはどっちつかずの面白くないサッカーになってしまっているのです。

それだったら、昨日の後半のようなメンバーである程度攻撃に特化したほうが同じ負けるにしてもよほどスッキリしますけどね。少なくともボクはそう思ってます。

後半くらいチャンスを作れるのであれば、左に無理にシュンキを入れる必要もなくなります。そうなれば身長のある大岩を戻せて、ジェフが超弱いセットプレー対策にもなりますし。

試合は1ー1のドローでしたが、結局またヨネのところからでしたね。

ニアでケンペスが囮となり相手ディフェンスを2人引き連れていました。そこにファーの谷澤。

前節はニアでユースケが潰れ役、ファーでケンペスゴールと、なんだかこのカタチも得意パターンとなってきました。

けれどこれだけで勝てたら苦労はないです。事実、これで4試合勝ちなしです。

そろそろジェフもターニングポイントかなと。


ジェフに勝利あれ。

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