夏休み中名古屋市内の小学校ではわずか2日間しかプール指導日がなかったそうです。
理由は財政難。
標準的な25m×10mのプールの水を全部入れ替えると、上下水道の従量課金は12万円かかるそうです。
市内の小中学校の水道料金は予算ベースで約18億円で20年前の半分以下になっています。
更に水の管理は難しく、少しでも藻がはると総入れ替えになるため表面の水を捨て続けなければなりません。
そして数年前に全国で相次いだプールでの死亡事故を受け責任を負いたくないと監視員役を敬遠されていることも運営を難しくしているそうです。
私の住んでいる行政区では、予算が96億円も不足する計算になっているのに、減税を売り物にしている人たちがいます。
本当にこんな中途半端な減税必要ですか?
有権者には減税されているように見えますが、見えにくいところで増税しています。
子供たちの教育の場まで犠牲にして、本質が全くズレテいますね。