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全国で増加する風力発電の風車が航空自衛隊のレーダーに影響を及ぼす懸念が浮上し、防衛省が対応に苦慮している。敵の戦闘機やミサイルの探知が遅れるなど深刻な問題が起きる恐れもある。現状では発電事業者に計画段階での事前相談を呼びかけているが、善意の協力には限界があり、安全保障上の脅威になりかねないとの指摘 風車のブレード(羽根)がレーダー電波を反射し、探知しにくくなったり、風車との接触を避けるために航空機がルート変更を余儀なくされたりする可能性が浮上。風車の高さによっては100キロ先のレーダーに影響が出ることも判明
風車が気象レーダーの近傍に設置された場合、風車の規模、設置高度、気象レーダーまでの距離等に応じて、気象レーダーの電波を遮蔽したり、偽のエコー(降水以外からのエコー、「非降水エコー」という) を発生させたり、時には気象レーダーの受信機を破損させるなど、観測に大きな影響を及ぼす可能性があります。気象レーダーの観測データは警報の危険度分布の作成において最も重要なデータの一つとなっているため、防災気象情報の発表に支障をきたしかねません。そして、正当な理由なく、気象庁が設置している気象レーダーの効用を害する行為は、気象業務法第三十七業条の規定により禁止されています。
先日池田町において風力発電計画についての意見交換会が行われました。池田くらす会様 はるばる県外から来福されたイヌワシ保護協会様と初めて会合出来たのですが非常に有意義でした。イヌワシを守る事は地域活性にも繋がると確信致しました。生憎私は16時に中座させて頂きましたが、今後共スクラムを組み風力発電計画撤廃に向けて更なる活動を行っていきます。
イヌワシ第一主義の具体例として
週末は人間の活動日
平日はイヌワシの狩りの日
興味深い提案でした
くらす会のU様 素敵なイヌワシのキーホルダー有難う御座いました
こちらは昨日登った銀杏峰側から部子山を望む稜線です 大野市のこちら側は停止となりましたが部子山山頂から能楽の里牧場跡地迄11基もの風力発電計画が残っております(4万7300kw) 来年から5万kW以下の事業は環境アセスメントが短縮されると言います。もっと自治体と県民の意識をもっと高め疑問を持って頂きたいと思う所存です。
ニュースなどで起点は盛土からのえぐれたような土砂崩れ その盛土が土石流の威力を高めたと推測されていました。更に上部にはソーラー発電が建設されており私はここの森林伐採による保水力低下も原因があるのではないかと考えます。そもそも盛土による土木工事はソーラー発電建設の為のものではないでしょうか?因果関係こそ科学的専門家の意見が待たれますが素人目でも山間部の大規模開発は自然災害を誘発させる物だと考えます。発電効率の悪い太陽光 風力発電は広大な面積を必要とします。再生エネルギーの為に自然生態 そして人間が犠牲になる事は避けなければなりません。
この度めでたく創刊号の配布となりました おめでとうございます。福井新聞にて池田町が風力発電に反対した記事が、掲載された同じ日に池田町に折込されたのは凄いタイミングだと思いました。地元の方々が部子山の豊かな自然環境と歴史について再認識される事は素晴らしい事だと思います。池田くらす会様を今後もご支援して参る所存です。
創刊号はこちら
風力発電で原子力と同等の発電量を得るには、広大な面積が必要で、原子力発電所(100万kW級)1基分を代替するには、約214平方キロメートル(山手線の内側面積の約3.4倍)の面積が必要となります。福井県では坂井市209㎢に相当します。
今一度風力発電の問題点を明記します
①風力のエネルギー密度は小さい
一般的に風車機は、風のエネルギーの30%程度しか利用できない。一定量の発電量を確保するためには、大きな風車を数多く設置しなければならず、原子力発電1基は約100万kWに対し、風力発電は、設備容量1,000kWの風車が1,000基必要となり、発電量では4,000基も必要となる。
②発電量が不安定である
風力発電は、風が無いときは発電できず、電力需要量に応じた供給が不可能であることから、基幹電源として利用するのは難しく、更に、発電中の出力は、風速に応じて変動するため、周波数や電圧の変動を起こす要因とも位置づけられている。
③風力発電は場所を選ぶ
自然エネルギーを利用する風力発電は、自然環境の制約を受け、中でも次の4つの要素が重要となる。
ア 風があること。風力発電事業の採算が取れるとされている年間平均風速5.0m/s以上の風がなければ、事業は成り立たない。
イ 広い用地が必要である。風車の建設理論は、風車間は主方向に対しローター直径の3倍、縦方向は直径の10倍離して設置するというもので、多くの風車を建てるとなると、それだけ広い土地が必要となる。
ウ 道路が必要である。風車機を建設するためには、部品を輸送する道路が必要となる。部品の建設地点までの輸送には、道路の幅や勾配、カーブ、路肩の強度などを考慮しなければならない。
エ 近くに送電線があること。発電した電気は、送電線へ連系し、電力会社へ売電することとなるが、送電線までは事業者の設置負担となるため、風力発電設備から送電線までの距離が長ければ、それだけ建設コストがかかることになる。一般的に、特別高圧線を1km架線すると約1億円かかると言われている。建設地での送電線の位置が、重要な要素の1つである。
④発電コストが相対的に高い
各発電形式の発電単価(円/kWh)は、火力発電(LNG)4~6、原子力発電9、火力発電(石油)10、水力発電13、地熱発電15~20、風力発電16~25、太陽光発電70~100である。このことから、風力発電の発電単価は原子力・火力発電と比べて50%ほど高くなる。
⑤野鳥等の自然環境への配慮
日本は、年間を通して季節風が吹き、風力発電に適した多くの場所を有しているが、その適地は野鳥が飛び交う自然環境が整ったところも多く、風車を建設するに当たっては、その自然体系を維持するため、十分な調査を要する。
⑥景観を損ない自然と触れ合う機会の損失となる 人的影響 災害や水源涵養の問題
沢山の巨大な風車は里山景観を損ない、近づけば威圧的で恐ろしく感じ、自然と触れ合う機会は損失される。低周波公害による人的影響 林道拡張や森林伐採による水資源問題と災害
いくら二酸化炭素を出さない再生エネルギーと言えどこれだけの問題を抱えております。FIT売電価格によって成り立つ事業で、財源と言えば各家庭・事業所に環境賦課金として徴収。日本は狭い国土であり、陸上風力発電は科学的にもナンセンスと言えるのではないでしょうか?
現在部子山は林道で9合目近く車で登れて山頂へは僅か15分程登れば到着してしまうお山です。1400m程の標高を手軽に登れる これがある意味身近なお山である事も頷けますが‥やはり登山は下からこそが醍醐味。昭和にはまだ水海川に登山口がありました。あの「登ってみねの福井の山」と言う書籍をご存知でしょうか?福井山歩会が発刊した当時としては貴重な山ガイドブックです。何冊かシリーズ化されておりますがその中でも古い 昭和58年 昭和62年の物をピックアップして登山道を推測してみました。登山経験者の話を元にしたのが緑色 私はピンク色 を線で書きました。