明日の礼拝は≪異宗教間対話礼拝≫です。これってなに~ぃ?
20世紀に活躍したスイスの精神病理学者で思想家のマックス・ピカートは、その著書『沈黙の世界』のなかで次のように述べています。
「…人間の眼差しが広大な沈黙から出発する場合には、その眼差しは特殊化されたものや、一個の現象の単なる一部分にこだわったままではいない。…実際には、外見上そう思われているほど多くの対立があるわけではない。」
つまり、わたしたちは様々な物事の相違する点にのみ眼を向けがちなのですが、沈黙のなかでそれらのものを深く認識すると、対立している部分だけではなく、それらが実は同じ根っこに由来している様子に気づかされる、といったような意味合いのことを言っているわけです。
仏教とキリスト教は、世間一般で思われているほど、異なったものではありません。対立図式で物事を見ようとすると、そう思われる、というに過ぎません。大切なのは、沈黙のなかでイエス様と仏陀の教えに耳を傾けことではないでしょうか?
皆さま、どうか、明日のチャペル福音館の、≪異宗教間対話礼拝≫に是非ご参加ください。お待ちしております。