既に多くの会社・走友会ご関係者様がご存じのこととは存じますが、私の父、フクさんこと福井尚登は6月中旬、日課のランニングを終えた後、庭作業中に発病し帰らぬ人となりました。医学的には心臓付近の大動脈解離から生じた心タンポナーデが直接の死因とのことでした。享年67歳でした。

突然の別れ、早すぎる死に親族一同悲しみに包まれながら葬儀を執り行いましたが、マメな性格であった父の更新が突如止まったままになっている状況を見るに堪えず、確認しようもない故人の意思を慮り、勝手ながらブログの最終更新をさせて頂いている次第です。特に、サロマンブルー保有者である父がリベンジを心待ちにしていたサロマ湖100kmウルトラマラソンの更新をせずブログを放置するわけにはいかない。父の意思を継ぐというわけではありませんが、今回は父のゼッケンを背負い、実弟宏〇と共に三男坊勇〇が初の100km挑戦を果たしました。

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本大会に詳しい方はお分かりと思いますが、13時間の大会制限時間をわずか5分のところでかいくぐり、トレーニングなしでの100km走破を果たしました。本人曰く、最後は腰が砕けるかと思ったそうですが、マラソンを愛した父のゼッケンは無事ゴールに届けられました。ご一緒させて頂いた走友会の皆様、目をつぶって頂いた?大会ご関係者の皆様、本当にどうもありがとうございました。写真は疲労困憊の中メダルを掲げるフクさんJr.です。

父のゼッケンと共に100km走破―サロマゴール地点にて
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改めまして、北海道北見市で行われた父の葬儀では多くの弔電・弔花を頂き、誠にありがとうございました。
高校の同級生から、引退した会社から、走友会ご関係者様から、多くのお悔やみのお言葉を頂き、親族の立場ながらも父は偉大な人間であったと感じられたことが悲しみの中での一つの救いでした。

父の遺影-多くの献花と共に
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あと10年健康寿命を維持して引退生活を謳歌して貰いたかった、老いた祖母を悲しませずに最後まで見送ってほしかった、もう少し母を一人にしないでいてほしかった、孫の成長をもう少し見守って貰いたかった―遺族の願いを述べればきりがないのですが、今となっては故人が幸せな、悔いのない67年の人生を走り抜けたと信じる限りです。

6大都市マラソン走破のメダル
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父が誇りにしていた記念碑、サロマンブルー
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誰よりも誕生と成長を喜んでくれた孫たちと
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人生を共に歩んだ母、兄弟、妻と
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本ブログの掲載はYahoo!ブログサービス終了とともに移管作業をせず終了する予定です。
長らくブログをご愛読頂きましてありがとうございました。

福井家一同