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☆5年前日記☆ 〜ドイツ駐妻だった当時を振り返る〜

コロナ禍で海外に気軽に行けなくなった昨今、ビフォアコロナが懐かしくなり、ヨーロッパ旅行しまくるドイツ駐在妻だった同時について今更投稿することにしました!

5年前の内容ですが、駐妻だった2年間をかけて当時を思い出しながら綴っていきます。

2014.12.30
日本→ドイツKölnへ
この日から始まった。

初めての海外長期滞在。
色んなことにワクワクし、同じくらい不安で一杯だった。

出発は午前中。
空港には両家の両親が来て、送り出してくれた。

初めてのビジネスクラス利用で、ラウンジも使いたいからと早めに到着していたものの、家族と離れ難く一緒に入ったカフェでゆっくりしすぎてしまう。結局時間がなくなっちゃったなぁ。


それでも急ぎ早にビールを飲んでおつまみも摘んで。これからフライトというのにお腹を満たして大丈夫?と思いつつ(^◇^;)
わくわくわくわく。さよなら、日本!

ビジネスクラスはとても快適だった。
ご飯は美味しいし、コースで出てきて感動。種類豊富なお酒を楽しむ。何よりフラットに寝られるなんて最高!
幸先の良いスタートがきれた。


ドイツの地に立つと不安が大きくなった。
一切日本語がなく、雰囲気も違う。行き交う人は白人ばかり。空港や駅の表示も、併記されてるとはいえ日本を離れた実感が湧く。
ここはもう日本ではないんだ。
楽しみ!と思うけれども、何が起こるかな?上手くやっていけるかな?心細くなる。

望んで付いてきたとはいえ、英語も不十分だし、言葉も何もわからない。
でも、ここでこの人と生きていくんだ。一緒だから、きっと大丈夫。
決意を新たにする。

ケルンに着くと、現地の日本人上司が迎えにきてくれ、事前に取っていた駅近のホテルまで連れて行ってくれた。
その途中、駅前には圧巻のケルン大聖堂が。駅を出る前から透明ガラス越しに見える。
実は卒業旅行にヨーロッパ周遊して以来5年ぶりのケルン!再度この地に立つことになろうとは。
初めて見るライトアップされたケルン大聖堂はとても綺麗だった。
ヨーロッパならではの街並みに、道を歩くだけでも心動かされ、「あぁ、ここに住むんだなぁ。いよいよだな」と感慨深かった。

ホテルはマンションと一体になっていたせいでとてもわかりにくく、到着に手間取る。
ヨーロッパならでは?!と日本にもあっただろうにいちいち過剰反応してしまう。
興奮してなかなか寝付けなかったけれど、とてもとても疲れた1日だった。
明日からの生活に想いを寄せつつ、泥のように眠った……はず。