5月4日(晴れ 23度 湿度60%)


卵は灰色から青色に変わった この時期を催青期といい1~2日前に卵は孵化します


筆者は過去3回の飼育で孵化が揃わず蚕を孵化した日ごとに分けて飼育してきました。

これは将来大量に飼育するには適当でありません。

孵化を一斉にさせる為に次のような技法を行います


3夜包み1

催青卵


3夜包み2

全て催青卵になった夕方
蚕種を包んで光が入らないような箱に入れます


3夜包み3

光が入らないように蓋をする

孵化させたい朝、箱から取り出し光を当て一斉に孵化させます
1晩包むのを1夜包み
3晩包むのを3夜包みといいます

今日(5月6日)包みを開ける予定でしたが天気が悪いので明日まで待つ事にしました
3夜包みになります




5月3日
(晴れ 22度 湿度60%)

 

蚕種が配布されてから8日目 やはり温度が高めなので孵化の進行が早い

卵に青い点が見える この時期を点青期といい3~4日後に卵は孵化します


粟国蚕蚕種

4月30日(曇り 28度 湿度50% 南東の風)


粟国蚕蚕種

1枠に約250個の蚕種
黄色の卵は死んだものです
今日は卵は灰色ですが孵化する3~4日前には青い点が生じます(点青期)


粟国蚕蚕種小分け

1枠ずつ小分け
湿度が低いので水盤を置く