第二十六夜です。

復縁に向けてのアドバイスを多くの女性の方に

させていただいております。

　しかし、あまりにも過去の失敗にとらわれ過ぎて、

復縁に向けて行動を開始できない方が多いです。

　失恋＆離婚から復縁に向けて頑張りたいと思う方々には、

耳の痛い話になりますが、よくお読みください。

　まるっきり関係のない方々は、興味深々でお読みください。

　どこかでアドバイス求められるかもしれませんよ。

　

　別れの原因になったこと、元カレさんに新しい彼女ができたこと、

などを復縁を望みながら、

なぜそうなったのか、

元カレはそのときどういう気分だったのか、

新しい彼女とはどこまで進んでいるのか、

いつになったら振向いてくれると思いますか、

私は本当に復縁できるのでしょうか、

等々の、悩みを語ってこられます。

　理解はできます。

　辛いという気持ちも含めて。

　

　ただ、もう過去の事ばかり語ってもどうしようもありません。

　前を向くしか道はないんですから。

　

　真っ暗な石ころだらけの道かもしれません。

　寒風が吹き、雨が降って、転んで、泥まみれになることもあるでしょう。

　それでも一人で立ち上がって

　前に進むしかないんですね。

　とぼとぼと、寂しくて、頼りなくて、情けなくて、泣きたくなる、

　そんな歩みでも、一歩ずつ、前に確実に足を進めてください。

　光を見れるのは、そんな前への歩みをされた方のみです。

　

　復縁は相談者の方の決意と冷静さがなければ、

いろんなアドバイスをしてあげても無理なんですね。

　

　どんなことでもそうですが、

　できるかできないか、ではない。

　望むのか望まないのか、です。

　望んだ人は、必死に考え、どうやったら成就するのか、

と常にアンテナを張り巡らせます。

　そしてその方向に身体は動きます。

　私は、助言・応援するしかないんですね。(^_^;)

　主役は相談者の個々人ですから。

今夜のオープニング曲は、
ギルバート・オサリバン『アローン　アゲイン』

ポップなメロディとは裏腹に、深い歌詞でびっくり！

今夜のお酒は、『ワイン・コブラ―』

グラスにクラッシュド・アイスを詰め、季節のフルーツやミントを飾りストローとともに出される、アメリカで生まれたサマー・ドリンク。最初に、砂糖、または好みのリキュールを入れ、ワインまたはスピリッツを注ぎ、バー・スプーンでグラスに霜がつくぐらいまでかき混ぜれば出来あがり。なお、Cobblerには“靴直し”“靴屋”という意味もあり、ある暑い夏の昼下がりに、靴直し屋がのどの渇きをいやすためにつくった飲み物が大評判になったという話にちなんでつけられた名前といわれています。

赤ワイン　　　　90ml
（ホワイト）キュラソー 1さじ
シュガー・シロップ　　　１さじ

新シリーズ
『離婚からの復縁―御崎家のピンチ―』第５話です。

もう、今日の営業で年内は終了だ。

外は、お正月を歓迎する装いになっている。

しかし、本当にあの人の言っていた通りになったな。

―――離婚には合意しなさい。
　　　でも復縁はあきらめてはいけないよ。
　　　それは可能なんだから。

　まさか、とは思っていたが、離婚手続きの
その日に寄りを戻したいと言ってくるなんて……

　明日は、夕方に着くな。

　ユキエから今度の件をしっかり

訊かなければいけない。

　クリスマスの時以来、いや離婚が決まって以来、
毎日ユキエからはメールが来る。

(達也、ごめんね。こうでもしなければ達也が冷静になってくれない、と思って）

(年内にこっちに来れる？　ゆっくりと話し合いたい)

(１２月３０日ね。わかった。サトルは多分、その時間寝ているけど、会いたい？）

ユキエが、離婚しなければ、ゆっくりと俺とは

話し合えないと思っていたことに、

俺は最初あきれかえった。

しかし、そう思わせるような、

俺の言動に原因があったのだろう。

なんとかとれた明日の飛行機は１５時発。

まだ気持ちの整理がつかない。

望んだ結果なのだが……。

とにかく、まだ俺は興奮状態から

覚めていないのは確かだ。

「達也。ここ」

４か月ぶりに会うユキエが

ファミレスの奥から小さく手を振っていた。

「変わってないな」

「うん、……今度の件はゴメン」

「……いいさ、もう済んだことだ。でも、なぜ、離婚だったんだ？」

エンディングは、キムタク主演『プライド』の主題歌だった
クイーン
『I was born to love you』

（続く）

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今夜すべてのバーで…愛は復活！ 第二十六夜

今夜すべてのバーで…愛は復活！　第二十六夜