君はいつも僕に言う

僕になにもしてあげられないって

僕はいつも君に言う

君は僕に笑顔をくれる
君は僕に幸せをくれる

それでも君はまだ不満そうな顔をするんだ


君に出会って
君と話して仲良くなって

僕は君を好きになった


君が僕に好きだって言ってくれることが嬉しくて
君が僕のことを大事だって言ってくれることがなによりも嬉しくて

ますます君を好きになった


君が僕にくれたもの

それはなによりも大切で
なによりも愛しい

愛なんて気持ちがわからなかった僕に
そこまで大袈裟な気持ちにはなれないって思ってた僕に

素直な愛を教えてくれた


言葉にするのはまだ恥ずかしいけれど

その時には必ず君に伝えます


君が僕にくれた幸せを
君が僕に教えてくれた幸せを

今なら素直な言葉で
君に伝えられる

ありがとう
僕は君が大好きです
嘘や誤魔化し
言い訳やプライド

そんな言葉に何度迷ってきただろう

人に言われて迷い
自分が言って迷い

どれだけの人がそんな言葉で迷い、悩み、苦しんできただろう


だけどそれだけじゃない

時には真実でさえも
正直な気持ちでさえも

裏切りとなり
嘘となり
人を深く傷付ける



どれだけ悩み
どれだけ苦しみ
どれだけ自問自答しようとも
その言葉が人を自分を傷付ける

励ましになることも
支えてもらえることもあるけれど
それが傷付きとなってしまえば

それはなかなか癒されることのない傷になることもある


それが怖くて言い出せなかったり
それが面倒で言わなかったりすることもある


だけど
だけどどっちにしてもいつかは壁にぶつかるだろう

自分を犠牲にするのか
人を犠牲にするのか
自分の意思を強くもつのか
人の気持ちを支えようとするのか



どこかで決断するときがくる
決断しなきゃいけなくなる

そんなときに妥協はしたくない

どの道を選んだっていい
その答えが間違っていようとも
その答えにどれだけ傷つき傷付けようとも


自分の決めた答えを貫くんだ
たとえそれがどんな嘘でもどんな裏切りでも
毎日話す会話の中で
何気ない一言に喜んで
何気ない一言で寂しくなって

毎日毎日
気持ちが浮いたり沈んだりしてしまう


僕の中で
嬉しい気持ちがあなたへの気持ちを大きくする
寂しい気持ちがあなたとの距離を大きく感じさせる

近いようで遠い
遠いようで近い


でも…
どんなに近くに感じても
やっぱりあなたは遠くにいる

これ以上近くにいたら
あなたに迷惑をかけてしまうから

これ以上近くにいたくても
僕はあなたのすべてになれないから


いつか
いつか僕はあなたとさよならしなきゃいけないね


それがいつかはわからない

だけど…そんなに遠くない将来に、僕はあなたにさよならを言うでしょう



あなたのことは純粋に
あなたのことはまっすぐに

間違いなく好きだって言える

だれよりも僕はあなたが好き

だからこそ

大好きだからこそ

今が幸せだけど辛いんだ


大好きすぎて
今がつらくてしょうがないんだ



ただ

たださよならの前に

もう少し

もう少しだけ


あなたとの幸せを感じさせてください