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素直な心の養い方。


藤木二三男さんの「松下幸之助の心」より


松下幸之助さんは、「素直な心」を養うためには、自分自身で心がける方法と、共同生活をする中でお互いが心がける方法の二つがあるといっています。


その方法としての十ヵ条

①強く願う

 まず素直な心になりたいという強い願いをもち続けることが必要。


②自己観照

 たえず自己観照を心がけ、自分自身を客観的に観察し、正すべきを正していくことが大切である。


③日々の反省

 毎日、自分の行ないを反省して、改めるべきは改めていくよう心がけることが大切である。


④つねに唱え合う

 素直な心になるということを、日常たえず口に出して唱え合うようにしていくことが大切である。


⑤自然と親しむ

 心して自然と親しみ、大自然の素直な働きに学んでいくことも大切である。


⑥先人に学ぶ

 先人の尊い教えにふれ、それに学び、帰依していくことも大切である。


⑦常識化する

 それを養うということ自体を、お互いの常識にすることが大切である。


⑧忘れないための工夫

 素直な心になることを忘れないための工夫をこらすことも必要である。


⑨体験発表

 お互いそれぞれの素直な心の実践体験の内容を発表し合い、研究し合っていく。


⑩グループとして

 お互いに素直な心を養う仲間同士として、常に協力し合っていくことが大切である。



藤木さん曰く、

読者の中には、そんな馬鹿化たことで、素直な心になれるものではない、と思われた方がいるかもしれない。


ところが、ここが心の不思議なところで、これらのことを努力すれば、これが真実であることがわかってくるのである。


決断に迷ったとき、“そうだ素直な心で”と思い返してみて、自分が何にこだわっているのか、といったことに気づくようになり、素直な正しい判断ができるようになるのである。




僕も、イイ年になりましたが未だに“素直な心”で、物事を見ることができないときがあります。


小さいときから天邪鬼で我儘三昧に育てられたことが影響しているのだと、少なからず感じるときがあります。


でも、人は変えられなくても自分は変えられると信じて今日を生きています。






ありがとうございました。















素直な心がないとどうなる。

藤木二三男さん「松下幸之助のこころ」より

松下幸之助さんは素直な心がない場合の弊害として十ヵ条をあげている。

現在、ここに書かれているような点で、思い当たる所があれば、「素直な心」となるよう努め実践し続ければそれらは解決するだろう。

いろいろと弊害の多い人は、このマイナスを認識することによって、新しい道が開けるといえるのではないか。

①衆知が集まらない
 人の言葉に耳を傾けようとしなくなり、その結果、衆知が集まらないようになる。

②固定停滞
 現状にとらわれて創意工夫をすると、進歩向上のない固定停滞の姿が続いていくようになる。

③目先の利害にとらわれる
 目先の利害にとらわれて物事を判断し行動をとりやすく、将来の発展を損なう場合が少なくない。

④感情にとらわれる
 感情にとらわれ、われを忘れて、思わぬ失敗を招くことにもなりかねない。

⑤一面のみを見る
 物事の一面のみを見て、それにとらわれがちになってしまう。

⑥無理が生じやすい
 とかく物事にとらわれがちとなり、ついつい無理をしてしまうことになりやすくなる。

⑦治安の悪化
 個々人がバラバラとなって共同生活の秩序も乱れがちとなり、治安が悪化しやすくなる。

⑧意思疎通が不十分
 率直にものを言うこともなく、素直に耳を傾けないために、互いの意思疎通が不十分となりがちである。

⑨独善に陥りやすい
 自分の考えにとらわれ、視野も狭くなって、往々にして独善の姿に陥りかねない。

⑩生産性が低下する
 いろいろなムダや非能率的なことが多くなって、生産性というものが低下するようになる。

藤木さんは、こう書いています。
脱サラをした人のうち、80%の人は失敗していると言われている。
脱サラを決心した理由には会社が面白くない、自分がやれば成功する、今までのお得意が助けてくれる、などいろいろある。
しかし、失敗した最大の理由は、何よりもこの“素直な心のない場合”の弊害があげられるだろう。
衆知が集まらない、進歩向上が得られない、目先の利害にとらわれるといろいろと原因があるだろうが、なかでも視野が限られる独善という姿勢がわざわいしてしまったことが大きいのではないだろうか。
脱サラする前に、ます「素直な心」になれるように努めることが大切であろう。


脱サラという言葉も死語のようになっているかと思いますが、20年前頃のバブルの絶頂期には流行っていました。

最近では「起業」という言葉に置き換えられているようですが、僕は同義語ではないかと思います。

最近、松下幸之助「一日一話」をどの様に消化し自分なりの失敗の経験知を活かしたことを、起業される方にどう伝えられるかと模索中です。

素直な心の心の効用

松下幸之助さん続き、その②です。

松下幸之助さんは、『素直な心』の効用として、“お互い一人一人のよりよき人生、幸せの実現につながり、自他ともに真の繁栄、平和、幸福というものを実現することに結びつく”と述べている。

効用の十ヵ条
①なすべきことをなす
 なすべきことを正しく知り、それを勇気を持って行なえる。

②思い通りになる
 すべてに対して順応していくことができるから、何でも自分の思い通りにすることができるようになる。

③こだわらない
 何事に対してもこだわりやわだかまりが心に残らないようになってくる。

④日に新た
 現状にとらわれることなく、日々新たなものを生み出していくことができるようになる。

⑤禍を転じて福となす
 危機に直面してもこれをチャンスとして受けとめれば、“禍を転じて福となす”こともできるようになる。

⑥つつしむ
 自分の立場をわきまえて、常につつしむという見識も生まれてくる。

⑦和やかな姿
 いらざる対立や争いが起こりにくくなって、和やかな姿が保たれるようになる。

⑧正邪の区別
 何が正しいか正しくないかという区別がはっきりして、共同生活の秩序が高まっていく。

⑨適材適所の実現
 一人一人が自分の持ち味を十二分に発揮できるようにな適材適所の実現が進められるようになる。

⑩病気が少なくなる
 病気になりにくくなり、たとえなっても比較的な治りやすくなる。


藤木さんは、これらの中で①なすべきをなす、②思い通りになる、③こだわらないの三つは、非常に重要な効用だといえようと。

と、書かれていますが、皆さんはどうですか?



僕は、こだわらないというより“囚われない”自分が好きです。

















ありがとうございました。

松下幸之助の心

今日、大昔に僕の会社の相談役をしていただいた藤木二三男さんの「松下幸之助のこころ」という本を読みました。

段ボール箱を整理していたら偶然発見、20年前の本で大して刷られなかったから絶版だと思いますが、僕にとっては藤木さんの思い出と尊敬する「経営の神様のこころ」を改めて思い出させていただきました。

神様の言われる【素直な心】
①私心にとらわれない
 私利私欲にとらわれることのない心、私心にとらわれることのない心。

②耳を傾ける
 誰に対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心。

③寛容
 万物万人いっさいを許し入れる、広い寛容の心を含んでいる。

④実装が見える
 物事のありのままの姿、本当の姿、実相というものが見える心。

⑤道理を知る
 広い視野から物事を見、その道理を知ることのできる心。

⑥すべてに学ぶ心
 すべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さを持った心。

⑦融通無碍
 自由自在に見方、考え方を変え、よりよく対処していくことのできる融通無碍の働きのある心。

⑧平常心
 どのような物事に対しても、平静に、冷静に対処していくことのできる心。

⑨価値を知る
 よいものはよいものと認識し,」価値あるものはその価値を正しく認めることのできる心。

⑩広い愛の心
 人間が本来そなえている広い愛の心、」慈悲の心を十二分に発揮させる心。


以上の10か条をシェアします。

簡単でいて難しいのが【素直な心】ですが、日々新たにすることにより身についていくでしょう。















ありがとうございました。

松下幸之助VS福だるま 【一日一話】のイイっぱなし!!

経営の神様・松下幸之助さんを勝手に人生の師匠と仰ぐ、団塊世代の落ちこぼれ、経営歴30年にもなるのにいまだに手も足も出ない七転び八起きのプロ・福だるまが、松下幸之助さんの“一日一話”を参考にしながら自由気ままに気づいた良い話やどうでもイイ話を書きます。



参考にさせていただいていますのは
1981年12月28日発行
PHP総合研究所[編]

【松下幸之助“一日一話”】

副題:仕事の知恵・人生の知恵

MESSAGE
経営のコツ、経営者の心構えから、人間としての
行き方・考え方まで、深い英知と洞察力から生ま
れた滋味あふれる松下体験哲学のエッセンス。

松下幸之助・まつしたこうのすけ
明治27年和歌山市生まれ
大正7年松下電気器具製作所設立
昭和10年松下電器産業株式会社に改組、社長就任
昭和38年会長、昭和48年取締役相談役となる。
その間、昭和21年PHP研究所を創設し、所長
昭和54年松下政経塾を設立し塾長に就任
平成元年没。


松下幸之助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%B8%8B%E5%B9%B8%E4%B9%8B%E5%8A%A9





社長歴30年、未だに自分の事業の夢を実現できない七転び八起き人生そのものの【福だるま】が、還暦を前にビジネスにおける数々の失敗や経験を書き残すことにより、起業される方や投資や資産運用される方の少しでもお役に立ちたいという厚かましい自分勝手な思いで自由に書かせていただきます。

また、自分自身が不甲斐無くて手足がなくても素晴らしい友人たちには恵まれていますので、起業・投資・資産運用の夢先案内人兼一風変ったコンサルタントとしての人脈を活用していただくことにより、大きなシアワセをお届けできれば嬉しいです。

現在2社の代表取締役兼お掃除係。

3社の取締役、顧問先企業数社。

コンサルタントとしての得意分野は、

販売システム構築コンサルタント。

営業組織構築コンサルタント。

ファンド組成コンサルタント。

NPO設立コンサルタント。

IT推進コンサルタント。

IPOコンサルタント。

海外投資コンサルタント。

海外で大手プロダクションとの提携によるタレント養成スクール準備中。


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