飛行機に乗る度に思っていたことがあります | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

飛行機に乗る度に思っていたことがあります。

 

 

それは、

「おはようございます」

「ありがとうございました」と

客室乗務員の方が挨拶をしているのに

ほとんど人はスルーすること。

 

 

特にビジネスマンは9割以上が無視。
なぜなんだろう?


日本講演新聞

水谷もりひと編集長のブログを読んで

なるほど、そういうことか!と納得しました。

 

 

ちなみに、この新聞は

各種講演会を取材して、

面白かった話、感動した話などを

掲載しているWeb新聞で

キオスクなどでは販売していません。

 

 

さて、先の疑問に対し、

水谷氏はこのように分析しています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

理由はわかります。
CAのあいさつ言葉の「音」がビジネス調なのです。
 

一応笑顔ですが。

そのビジネスあいさつは

「その人」に言っているのではなく、
その「集団の流れ」に向かって言っているのです。

だから、乗客の脳は

「これは応えなくてもいい音の波長だ」

と認識し、無視という反応をしてしまうのです。

テレビのアナウンサーが

「おはようございます。

 7時のニュースです」
とあいさつしているのに対して、

 

テレビを見ている人が、
いちいち「おはようございます」

と言わないのと似たようなものです。

面白いのは、
CAの「おはようございます」に
「おはようございます」と返すと
向こうは本当のあいさつをしてきます。

僕という個人に対して

「おはようございます」と言うのです。
 

その時の「音」のトーンは、

さっきの「流れ」に向かって言っていた

「音」とトーンが違うんですね。

ちょっとした気づきですが、
その時のCAの反応を見るのも面白いですよ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まさにその通り。

 

私は「ありがとうございました」

と言うようにしていますが

そうすると、CAの方の目が私を見ます。

 

そして

「ありがとうございました。お気をつけて」

 

夜遅いときなどは、「お疲れ様でした」

と言ってくださいます。

 

自分だけに向けられた

「お疲れさまでした」は特別で

とても嬉しいんですよね。

 

 

正しい挨拶とは、

 

あ:明るく、相手の目を見て

い:いつでも

さ:先に

つ:続ける、ことを言います。

 

自分がする挨拶も

「音」だけになっていなかどうか

気をつけなくちゃ!