あるプロ野球解説者が、こんなことを言っていました。
「打席に10回立ったら、3回ヒットを打てばいいんです。
そうしたら、3割打者になれるし、
その状態がキープできるようになれば、
アメリカのメジャーリーグに行っても大活躍できるようになります」
つまり、なんでも100%完璧にこなす必要はない、
ということ。
プロだって、「3割できれば上出来!」と思っているのです。
ですから、
あなたも、あれもこれもうまくやろうとしないで
時には「ここまでできれば十分」と自分を許すことも必要なのです。
ほんの少しの失敗や、
ちょっと苦手なことがあると、
必要以上にヘコんでしまう人は、相当な完璧主義かもしれません。
思い当たるなら、仕事でもプライベートでも、
「3割できれば上出来!」と、自分に言い聞かせてみましょう。
毎日、料理を作っている人は、
10日のうち3日だけ、美味しいと満足のいくものが作れたら上出来なのです。
10冊の本を読んで、
そのうち3冊に深く心に残る内容があったら、
10冊を読むために使った時間は、とても有意義だったということです。
あなたの作った企画書も、
10本のうち3本通れば上出来だと考えて、
どんどんトライすればいいでしょう。
言い換えるなら、
何事も「不十分」で当たり前ということ。
これは、他人に対しても当てはまります。
10回お願いしたうちの、3個でもやってもらえたら上出来です。
そう思えば、ほかの人に対しても、
完璧を求めすぎることがなくなります。
人生の3割打者を目指そう。
~思わず涙する感動秘話~
例えばプロ野球で
3割バッターと聞けば、すごいヒットメーカーだと思います。
しかし
自分や相手には、10割バッターを求めがち
もちろん
プロの世界は結果が全てですから
3割ではなく、4割、5割と打率を上げる努力は必要ですが
そんな時に、
「人生の3割打者を目指そう」という言葉は
肩の力を抜き、リラックスさせてくれますね。