こんにちはfukuchinです(^^)
本日はこちら
アメリカ戦車でお馴染みのM4A3シャーマン戦車です。
なんかこうアメリカ戦車ってあまり好きじゃないんですよね、ティーガーや
3/4号戦車、イギリスやフランス戦車のような武骨さがあるわけではないし、
パンター、ティーガーⅡ、T34、JS2のようなスマートさがある訳でもなく、
まあ平均的な感じのする車輛が多い気がするんですよね。
と、文句をタレながら改造を進めて行くfukuchinでした。
まずはサスペンションの加工です。
内側、外側の各パーツを点線のところから切断してサスアームを切り離します。
切り離しには100均でかった600円のリューターを使いました、写真はグライ
ンダー砥石をつけてますが、丸のこの歯で切断しました。
ハッキリ言って全然トルク不足、力を入れて押しつけると回転が止まってしま
いますので、本当に少しずつ少しずつチマチマとした作業なりました。
切り離したパーツです、なかなか大変な作業ですが、サス本体の方が肉薄に
なってしまうのでプラ板とパテで盛ります。
サスアームの方は前後切り離して、車軸と取付軸に穴開けしてピアノ線を通
して本体に組み込みします。
これをこのように組上げピアノ線をバネ代わりにサスアームと本体に取付し
ます。
バネの方法は色々と試行錯誤しましたが、サスアームに固定したピアノ線を
本体に穴開けして突き差すような方式にしました。
パーツの削りから組み立てサス加工まで3時間かかりました。
そんなにどっぷりと作成に浸かっているわけではないので、一日ひと組つく
るのが精いっぱいで左右6個ありますから6日間もかかりました。
サスの効き具合を確認しています、まあまあいい感じです。
余った出っ張りのピアノ線は後で切断します。
ところで勝手に判断してこのようなサスの効かせ方にしましたが、正しいの
でしょうかね? ひょっとしたらボギー式で天秤状態なのではとも思っている
のですがもう作ってしまったししょうがない、こういうことにしておこう。
全部のパーツを着けたところです、加工精度が悪く車輪が真っすぐに揃って
いません、なかなか難しいものですね、この辺はfukuchinクオリティーとい
うことで・・・^^;
さてギヤーボックスですが、直につけようとするとこのような斜めの状態にし
かなりません。
コレではおそらく上部ボディが着けられないでしょう。
かなりギヤーボックスを削り込みましたが、どうしても斜めにしか着けようが
ありません。
そこでしかたなくアイドラーギヤーを一枚かませて、少し後にギヤーボックス
を着けるようにしました。
駆動軸は2.5mmの真鍮丸棒、ハトメも2.5mのものをネットで探して購入した
ものを使ってます。
最終的にこのようなレイアウトとなりました。
削れたギヤーボックスが痛々しいですね。
何とか足回りが完成しました。
あとは起動輪を瞬間接着剤で固定して足回りが完成です。
履帯を履かせると、なかなかの感じになりますね。
後方の誘導輪は調整式にしようと思ってましたが、履帯を履いてみると張り具
合も丁度よかったので、キットのままにしました。
さてボディ砲塔も組上げて塗装をします、タミヤの水性オリーブドラブを筆塗
りしてみましたがなんか色が暗い感じです。
黄色を混ぜてトーンを上げてみました、これをエアブラシでハイライトとして
塗装してみましたなかなかいい感じになったのではないかと思います。
ウェザリングを施して戦車兵も搭載し一応の完成状態まできました。
これにまだ装備品(木箱やジェリ缶、予備履帯など)を取りつける必要があるの
ですが、おいおいやって行くことにします。
今回は、この辺で終わりたいと思います、ではまた次回までごきげんよう。