先々週の日曜日は、killieを観に立命館大学へ行ってきました。
ちょうど文化祭ということで、学生がてんこもりでしたね。みんな楽しそうに持ち場を仕切ってた。
僕も大学時代は、サークルでワイワイガヤガヤ、おっきなステージでライブをしたり。。。しなかったんだよなあ。
本当にあの頃に戻りたいと後悔していますね。軽音サークルの部屋まで行って加入申し込みはしたんですけどねw
そのあと新入生歓迎会も行って、隣にすわった先輩がグレープバイン好きって言ってたのを覚えています。
なんかあの頃の僕は、他人に対して心を開けなかったというか、引っ込み思案だったというか。
もっと広い世界に飛び込めるチャンスだったんだけど、自ら放棄してしまいました。
そんな苦い記憶を思い出しながら、同時に蘇る10年前のkillieのライブに思いを馳せてとてもワクワクしてました。
10年前の記憶から、新しい校舎が立っていたり、少し迷ったんですが、無事会場のある建物に到着。
うん、変わってないな。
時刻は15:30。1Fでは、メタルサークルみたいなのがコピバンライブしてて、到着した時分にはちょうどスリップノットが出番だったようだ。
ちょっと興味あったけど、そそくさと6Fへ。
階段を昇ると、物販スペース。今日出演したバンドのTシャツやらCDが売ってある。
おそらくkillieが持ってきたであろうディストロもあるし、物色していると懐かしいものがたくさんあった。なんかこの光景懐かしいなあ。
10年前にここで、killieギターの内田さんからkillieとOFF MINORのスプリットを買ったなあ。
内田さんがHOLSTEINの池谷さんに激似で本人かと間違えるくらいだったんだけど、もみあげが長い方が内田さんと記憶してたっけなw
物販スペースの先に、会場であろう普段軽音の練習部屋が目的地。
扉を開けると、ちょうど学生がアジカンみたいなオルタナっぽいオリジナルをやっていたので興味深く観る。
しかし冬なのに部屋の中は汗が噴き出すくらい暑い。
たぶん演者の熱のせいもあるだろう、仲間が盛り上がっているのを見てほほえましくなった。
こうしてコミュニティを形成して、学生時代の思い出に光が宿る。
俺にはない想い出だw
さていよいよ目当てのkillie
しかしアクシデントが発生したのか押しまくる。たぶん40~50分は押したんじゃないか。
電源が足りてなかったのかも、ギターアンプの電源が付いていない。汗だけがしたたり落ちる。
音響も何度もチェックしてたし、ドラムの返しがまったく聞こえなかったのだろう、楽器隊の音量を下げてスタート。
新曲以外は事前に完璧にチェック済みだ。
1.体脂肪と戦う
2.???
3.キリストは復活する
4.先入観を考える
さすが百戦錬磨のアンサンブル!音響を全然だめだったけど十分かっこよかった。
10年前に比べて、演奏力は当時からくそ高かったからうまくなった印象はないけど、やっぱり説得力は違いました。
ただちょっとあの時の馬力はなくなってたかな。もっとギラギラしてた気がする。
まあ対バンも半端なかったからな。
それでもダークなタクトを振り落としてたよ!これが学祭で観れるって最高だよねw
killieは今何を思って活動しているんだろう?メンバーそれぞれ仕事も忙しいだろうし、大変なのは社会人になった今よくわかる。
バンドって完全にライフワークとは少し外れたところにあると思う。それでも替えの利かないものでもあると思うし。
あの頃ギラついていたkillieの棘が少し摩耗して柔らかくなった印象を受けた。これはこれでバンドの進化だ。
今後の活動も、新曲も含めて期待している。
新しいkillieが見れてよかった。