Delusion. -4ページ目

カクテルの白雪姫って、見た目が牛乳みたいでたまにお酒である事を忘れる。

――ねぇ、白雪姫ったら、小人の家に不法侵入して、
 森中で裁判かけられたらしいわよ。

 ――あら、よくやるわね。
  これだから、世間知らずのお嬢様は、って言われるのよ。

  ――それでどうなったのよ?

――なんでも、小人の家の家事全般をやる。ってことで決着付いたみたい。

 ――あら、それなら、いつもやってたし、良いわね。
  私も森に逃げて小人の家にでも匿ってもらおうかしら。

――でも、そのせいで、母親にバレて、毒殺されそうになったって。

  ――酷い話もあるものね。

 ――自業自得よ。
  森の小人の家だからって、不法侵入しちゃったんだもの。

  ――あら、さっき、やりたい。って言ったじゃない?

 ――そういう意味じゃないわ。
  いい加減、こき使われるのに疲れたって事よ。

――何言ってるのよ。塔に閉じ込められるよりよっぽど良いじゃない。
 それより、待って、まだ話が終わってないわ。

  ――そうだったわね。それで?
   「されそうになった」ってことは、どういう事?

――毒は、効かなかったみたい。
 まぁ、あの娘自身、以上に肌が白いでしょ?
 噂では、ヒ素をずっと飲んでて耐性ができてたんだけど、
 母親はそれを知らなくて、飲ませた毒もヒ素だったんじゃないか?って聞いたわ。

  ――あらあら、神様の願いはそんな風に叶えられてたのね。

 ――で?その後は?

  ――ああ、私知ってるわ。
   確か、ガラスと金で出来た棺に入ってたって。

――そうそう、その後すぐに隣国の王子が駆けつけて来て、棺ごと持っていったのよ。

  ――あそこの国の王子って、ちょっと変わり者で有名だものね。
   死体収集家。なんて言われていたっけ?

 ――ああ、それなら私も聞いたわ。
   変わり物同士、仲良くやってるでしょうね。

――ふふ。そうね。
 だって、王子は、食事だろうが、公務だろうが、寝るときだろうが、
 四六時中白雪姫を側に置くため従者に命令してたみたいだし。
 でも、さすがに死んだフリを続けるのも面倒臭くなったみたいで、
 この間、その従者が白雪姫を投げ飛ばした時、、、

 ――あら、あの娘ったら、投げ飛ばされたの?

  ――まぁ、死体をずっと運んでなきゃいけないなんて、ちょっと、ねぇ。。

――ふふふ。

 ――それで、投げ飛ばされてどうしたの?

――ああ、そうだったわ。
 投げ飛ばされた時、喉をつっかえてた林檎が取れたみたいに咳込んで、
 生き返ったフリをしたんですって。

 ――へぇ。それで、王子と結婚って?

――ええ。

  ――まぁ、あの娘自身、夢が叶って良かったわね。

――あら、何言ってるの、私たち、









みんな同じ夢を持って叶えてるじゃない。





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いばら姫とシンデレラとラプンツェルの女子会。
いばら姫は結構強引。

ラプンツェルは、魔女のお婆さんに話を聞いてたから知ってるし、
話し相手が今まで少なかったから、話しまくりたい設定。

いばら姫は、中でワードが入ってないけれど、
ちょいちょい知ってる。
けど、長い間眠ってたから、今まで何があったのか知りたい感じ。

シンデレラは、若干、白雪姫を小馬鹿にしてる。
境遇は似てるはず!
でも、何かが違う!
みたいな気持ちがどこかにある感じ。



こんな風に物語読んでる私ってどうなのっていう。