こんばんは。

 

福井です。

 

 

 

今日は、自分から率先して行動しやすくするための方法

書いていこうと思います。

 

 

 

 

いきなりですが、

日常の何気ない行動、動作などを思い出してほしいのですが

例えば鉛筆を持っているときに

何か参考書など読みたいなと思ったら

鉛筆を一回置き、参考書に持ち替えたりすると思います。

 

 

 

この時、脳は手に対して鉛筆を机の上に置くように

信号を送ります。

 

そうすると鉛筆を置き、その時に出る音や話した感触などを脳が感じて

「置いた」という認識をします。

 

 

このように、脳から各器官へ信号を送るのと同時に

その行動がまた脳へその結果を報告します。

 

 

これを「フィードバック」と言います。

 

 

この手に持っているものは何でもいいんですが

例えば複数あるプリントを机に置こうとすると、

脳は、次はもっとちゃんと正確に置こうとか

ずれないように置こうというようになります。

 

これを数回繰り返すことで、慣れていき次第に考えなくても

きれいに置くことができます。

 

練習などはまさにこういうことです。

 

 

 

しかし、これ何かがおかしいのです。

 

 

何かを置くときなどは、何も考えずに置いたりします。

なので、脳はもっとちゃんと置こうという風に思ってしまいます。

 

でもこれって、まったく意味のないことですよね?

 

 

ただ置くだけならその置き方など精度を高める必要はないのです。

そんなことより、もっと単語覚えるとか問題をいっぱい解く

というようなことに意識を向けるべきです。

 

しかし、目標も何もなく

考えなしにやっていると

脳は思わぬ方向へと努力してしまうのです。

 

 

これがフィードバックのあまりよくない点です。

 

 

 

すぐ行動に移すようになるためには

こういう受動的なことをやっていてはだめなのです。

自分から率先していくためには

フィードフォアードということをしなくてはなりません。

 

簡単に言えば、意識の違いです。

 

 

どういう目的をもってそのためにどうすればいいのかという

能動的な脳への働きかけが大事です。

 

 

「勉強をする」

という行動も

きれいにノートをとる

という人と

絶対に理解して覚えてやる

という人では、目標が違うので身につく度合いも違います。

 

 

ノートをきれいにとるのも大事ですが

それにばかり気を取られていては、勉強が多少理解できなくても

字をきれいに書くことを優先します。

 

 

いっぽう、絶対に理解したい人は

多少字が汚くても、その問題の本質について

意識を向けます。

 

 

 

フィードフォアードできているのは後者のほうです。

 

 

勉強を理解するという点においては

ノートがきれいではないというのはそれほど問題ではないです。

 

 

フィードバックは、過去の情報から行動していくもので

フィードフォアードは未来に向けてどうしていくかというものです。

 

 

これを利用して、すぐに行動できる人になれます。

 

 

では、目標を立てることが大事ということが言いたかったかというと

そういうことではありません。

 

 

 

この記事で言いたいのは

その、目標立てやフィードフォアードなどを

自動的にしてしまうためにどうすればいいかということを

お伝えしていきたいと思っています。

 

 

 

~フィードフォアードの作り方~

 

 

では、どのようにすればいいのかというと

 

単純に、学校から帰ってきて勉強をしよう

 

という目標を立てても、うまくいきません。

 

なぜかというと、「学校から帰る」と「勉強をする」

という行為がつながっていないからです。

 

 

 

ここで、次の行動につながるために

1クッション置いてあげる必要があります。

 

 

 

学校から帰ったら、まず手を洗い、机の上に勉強道具を置こう

という計画を立てます。

 

 

そうすることによって、いきなり勉強という行動から

なんとなく流れが生まれてきます。

これは意識的にやってほしいです。

 

 

そうすると、

「この人は、次の作業をする前に準備をしておく傾向がある」

と脳に刷り込ませるのです。

 

 

いきなりは変われませんので

何日か意識的に行動する必要があります。

 

 

 

そうすることによって、フィードフォアードが

当たり前になってくるのです。

 

 

 

習慣化できてしまえば、正しい方向へ

長期的に取り組むことができます。

 

 

 

この、次の作業に移る前の動作で

1区切りつけることが非常に大事になってきます。

 

 

ちょっと、難しい説明になってしまったかもしれませんが

意識の変え方を少しでも理解していただければなと思います。