いつ復習したらいいのか?

 

 

今日は復習するタイミングについて

書いていこうと思います。

 

それは、なんといっても

「分散学習」です。

 

 

 

分散学習とは、復習の感覚を少しづつ伸ばすテクニックです。

 

 

 

昨日の非効率な勉強法で取り上げたものに少し関係ありますが

 

そこでは、復習は覚えているうちにするのは意味ないよと書いたと思います。

 

じゃあどうすればいいの?

どのタイミングで復習すればいいの?

ということですが、そこで使うのが分散学習です。

 

 

ある一定のインターバルで脳に記憶を刷り込んでいきます。

 

 

まず、大前提なのが人間の脳は忘れるという機能があります。

 

私たちが、今まで見たものをすべて瞬時に記憶して

忘れることができなかったらどうでしょう?

 

 

私たちの脳は、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。

何でもかんでも頭の中に詰め込んでしまうと、

どこに何が記憶されているのか

ごちゃごちゃしすぎてわからなくなってしまいます。

 

絶対に、必要のない記憶もたくさんあるはずです。

ごちゃごちゃする前に、忘れていいものはどんどん忘れるように

人間の脳はできています。

 

 

そこで、時間をかけて思い出す練習をしておくと

「この情報はよく使うみたいだから記憶しておかなくちゃ」

という風に認識してくれます。

 

この分散学習では1つのことを一生懸命やるのではなく

1日に3つくらいやる範囲を決めて取り組むようにします。

 

そしたら、その3日後くらいに又その時やっていた勉強に戻るというのを繰り返します。

 

 

このように、いったん忘れたものを思い出そうとするときに

脳はすごく刺激され、頭の中に刷り込むことができるのです。

 

 

ベストな復習のタイミングは?

 

今最も効果があるのが、

1.最初の復習は1~2日後に行う

2.2回目の復習は7日後に行う

3.3回目の復習は16日後に行う

4.4回目の復習は35日後に行う

5.5回目の復習は62日後に行う

 

このスケジュールは、人間の忘れていくペースを考えて

90%忘れたタイミングで復習できるように設定されています。

 

このペースで復習絵を進めていくのがベストです。

 

しかし、ここまで厳密にはからなくても

大体の目安としておもっていただければ大丈夫です。

 

それよりも簡単な指標は

1.最初の復習は2日後に行う

2.2回目の復習は2週間後に行う

3.3期目の復習は2か月後に行う

このサイクルで取り組んでも問題ないです。

 

 

 

なんにせよ、どうせ大幅に忘れるので

広く浅くを繰り返してだんだん深くしていけば

確実に記憶定着にはよいということです。