細切れに書いてるせいで思いのほか大長編になってしまいましたが、
今回がラストです!



出産って、赤ちゃん産んで胎盤出して(←後産。痛いと聞くけどこれは平気だった)終わりかと思ってたんだけど、
私の場合会陰の縫合に相当の時間を要しました。
途中で切開もしたらしいんだが
そこを遥かに上回るレベルで超大裂傷(ビリビリ裂けた)らしい…

「アソコが避けるなんてどんだけの痛みよ~」と妊娠中はビクビクしていたものの、
いざその時になると本当にそんな痛みなんて感じるヒマ一瞬たりともなかったです。
なので余計に、
よくわからない傷をチクチク縫合されてるのが痛気持ち悪いしですごく嫌だった。


バースプランの希望欄に
「カンガルーケアしたい」とか
「家族3人で写真撮りたい」とか
書いておいたのだけど、
そんなの話し合う機会もなく
当然どれも実現もせず、
出産前はともかく出産後もなんか描いてたイメージと違う感じでした。

あ、いちおう胎盤は見せてもらった。
私の感想は一言、「グロ…」(笑)
あれ初めて見て「胎盤さん今までありがとう☆」なんて感想、すんなり出てくる人いるのかなー。



そんなこんなでようやく私の処置が終わり、
ポン太をちょこんと腕枕される。
この時ようやくポン太の存在が私の中で現実のものとなる。
ただ、右腕に腕枕、
左手は点滴に繋がれてるので
起き上がることもできず顔も全然見られず、ただひたすらクルクルの髪の毛を眺めてました。

しばらくの間外で待たされていたムネさんも呼ばれて入り、
私の腕に乗ってるポン太を穏やかにニコニコと眺めてました。

もともと、産気づいたら連絡して東京から駆けつけることになるから
出産に立ち会えるかね~なんて話していた位だったのに、
まさか3日間も苦しむ私のそばで陣痛サポートさせられるとは思っていなかっただろうから心も身体も本当に疲れたと思う。
「出産てこんな大変なのよー」っていうのを知ってほしくて立ち会い希望してたけど、
当初の私の目的は必要以上に達成されたであろう。ふふ。


その後ポン太は外で待ってたうちの両親のもとへお披露目に連れていかされ、
またちょっと私の腕枕に戻り、
新生児室へと消えて行きました。

2時間くらい分娩台でそのまま休み
6時間半ぶりに母と再会。
「髪の毛フサフサだっけね~」と私が唯一知ってるポン太情報をくれた。
いや普通もっとどっち似とか話題あるだろうに。
といっても時刻はすでに22時をまわっており全員お疲れモードだったためみんなすぐ帰宅。

私もさて今夜はぐっすり…と思ってたのだけど、
産後の興奮もあり、
さらに早速その晩から母子同室の部屋に案内されたので周りのベッドではベビちゃん達が次々泣くしで
あんまり眠れなかった。
ああ、これが私の明日からの生活なのね…と思いながらまた妙に冷静になった出産直後の夜でした。





以上が私のポン太出産記録です。
この3日間(入院から数えると4日間)を通して思ったことは、
妊娠出産って本当に思い通りにいかない!ということでした。
特に私の場合、妊娠初期からトラブルがほぼゼロだったため
出産もなんとなくこのままうまくいくんじゃないかなーと勝手に思ってたところもあって。

でも、先輩ママが全員言う
「赤ちゃんの顔見たら陣痛の痛みなんて忘れるよ!」
っていうのは本当に本当だったんだなぁっていうのは分かりました。
当然私ももう忘れてます。
じゃなきゃ子ども何人もなんて絶対産めないもんね…



ということで今後は怒涛の育児生活が始まるわけですが、
とりあえず私の人生初の出産は

「めちゃくちゃ大変だったけど楽しかった」

という感想で締めくくりたいと思います。



また何年後かにでもマタニティカテゴリー更新できたらいいな{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/ch/chisono200/1075.gif}