夕方、一人で板橋まで出かけました。

バレエの発表会を観るために。

そう、私も出演しているはずだった発表会です。



結婚パーティーに次ぐ、
今年の最大のイベントだったと言っても過言ではなかったこの6月の発表会。

去年からずっと、
この日のために仕事の後どんなにクタクタでもレッスン行ったり、
それまで一番だったベリーダンスより優先させて頑張ってきました。

3月までは。



人生がガラッと変わった3月。
少なくとも、
2013年の前半の生活はそこからガラッと変わった。

こういう風に言うと、
子どもを選んだことに後悔しているように聞こえるかもしれないけどもちろんそんなことは微塵もなく、
最近はしっかり胎動も認識できるようになってきて幸せこの上ない日々ではあるのです。


でも、
今日だけは、
ステージを見終わった今の瞬間だけは
複雑な思いが抑えきれない。


そのくらい、
一緒に頑張ってきたみんなが輝いていて、本当に素晴らしい舞台だったのです。


泣いちゃうだろうなとは思ってたけど、
オープニングの曲がかかった時点でもうすでに号泣してました。
隣の人びっくりしてただろうな…


バリエーションが終わり、
みんなで一番練習した群舞のワルツ。

photo:01



最初は妖精の衣装がとにかく可愛くて
素直にあれ着て踊りたかったなーとか思っていたけれど、
私の穴を埋めてもらうために振りもかなり変わっていて、
改めて先生はじめ皆さんに迷惑かけたんだな、などと思ったらまた涙腺崩壊。


幕間の休憩中はトイレにこもってメソメソしました。笑



二部になり、
私が一応主人公の女の子を演じるはずだった創作バレエ。

もっと号泣してしまうかと思いきや、
私の代わりに女の子を演じた先生がもう素晴らしすぎて(至極当然なのだけど)、素直にストーリーに引き込まれてしまい、
私が出るより結果的に良かったんじゃないか…とか変に冷静に見れてしまった。

そう思うことで、
たくさんの人に迷惑をかけた自分を救おうとしたのも確かだけど。


photo:02



それでも、自分がどうとか抜きにして
ただただ素晴らしいステージでした。
感動しました。




発表会が終わり、
ロビーでみんながお客様をお見送り。
ぶっちゃけこの時間がいちばん辛かった。

昔から何かと「発表会」というものには縁があって、
大好きな方々からお花を頂いたり、
キレイな格好で写真を撮ってもらったり
この時間帯の幸せ感を嫌というほど自分でも知っている。

今日も出演者のみんなが最高に晴れやかな笑顔で、
そんな中私一人がぽつんと曇り(時々雨)の顔。
久々の、居場所がないという感覚。

一人でも多く、一言でも挨拶がしたくて最後までズルズル残ってしまったけど、
やっぱり顔だけ見せて早く帰るべきだったのかな、と後になってちょっと後悔したり。

ま、後悔先に立たずですね。




なんだかんだつらつらと書きましたが
今日はある意味区切りの日。
ずっと私の空に一ヶ所だけかかっていたモヤモヤが消えた日。

早いものでもうすぐ妊婦生活も折り返しを迎えます。
これからは、真っ青な心の空をお腹の子に見せてあげないと!



いつかバレエも復活したいし、
みんなとまた踊りたい。

それまでの人生を、
別の道で輝いていたいな。





以上、長い長いひとりごとでした[みんな:01]