11時、5分前。
父と私たち3人でチャプレン室に入り、
牧師さんに挨拶と式の最終的な確認をして
私と父はチャペルの入り口でスタンバイ。
自分がこういう雰囲気の式にしたかったのは、
両親が40年前に同じように教会式をしたからというのもあったんだけど、
扉が開くのを待っている間、父がアテンドの人にしみじみと
「私(自分)の時も教会でしたけど、
その時とはまったく違う気持ちです…」
なんていうもんだから、
入堂前から涙をこらえるのに必死でした。
短いバージンロードを歩き、
誓いの言葉、指輪交換…
泣くと写真もブサイクになるし
声も震えてちゃんと誓えないから
がんばってがんばってこらえていたのだけど、
結婚証明書に新郎、自分、新郎父、そして最後に姉がサインをしている後姿を見たときになんだか急激に泣けてきたのと、
最後に讃美歌を歌っている最中に思いっきり母の泣き感が伝わってきて再び泣けてきた。
両親とは18歳から、
姉に至っては私が10歳くらいの時から
離れて暮らして年に数回しか会わないのに、
それでも何にも代えがたい繋がりをもってる。
「家族」って不思議ですね。
…とまぁちょっといい話でしめてもなんなので余談をひとつ。
結婚式といえば、誓いのキス。
昔は親の前でキスするなんてひぇ~!と思っていたのだけど、
当人になってしまえばそんなこと気にしてる余裕がないと気づきました。
が、見てる側はやっぱり気になるようで
“お父さんどういう顔するんだろう”とすみちゃんがうちの父をチラ見したら、
なんと同じときにうちの姉も父をチラ見していたらしい。笑
実際、あまりちゃんと見てはいなかったようなのだけどね。
花嫁の父ってやつは意外とみんなから見られているようなので
世のお父さん方、お気を付けくださいまし☆笑
結婚式日記④につづく