今日、東京に来て初めてやりました・・・
手巻き寿司！！
2人なのにあれもこれもとものすごい量の食材を買い込み、案の定半分も食べきれず。
写真はほんの一部です（ツナ・いくら・マグロ・カニサラダ）
手巻き寿司っていうと、自然に思い出されるのはあたしが幼稚園～小学校低学年くらいの食事風景。
手巻きの時はいつものテーブルじゃなくて、テレビの前のこたつで家族４人で食べたんだった。
いつもよりちょっと早くご飯の支度を始めて、あたしもうちわで酢飯をあおぐのを手伝ったりして。
テレビは、まんが日本昔ばなし、クイズダービー、カトちゃんケンちゃん・・・当時のゴールデンタイムだったな。
その頃のあたしは魚介の類がほとんど食べれなくて、卵とか唯一食べれたホタテと甘エビを一生懸命巻いて。
お父さんが飲むビールを泡だけもらってオトナ気分を味わってみたりして。
今はもうあの時のこたつは家にはないし、
当時見てたテレビ番組ももうやってないし、
もしかしたらもう今後４人で手巻きをすることもないかもしれない。
でも、気づけば魚介なしじゃ生きていけないくらい大好きになったし、
ビールもあの時のお父さんのように美味しそうに飲むようになった。
あの時、いろんな具を巻くのが楽しかったあたしは、
20年近く経って、具を考えながら買うところから楽しめるあたしになってた。
幸せの形って、その時によって違うんだなぁ。
大人になるって、悪くないかも。
次またいつか手巻き寿司を作るときには、また違った形で幸せでありますように。