MBAを取得した飲食店経営者のブログ
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コスト(事例 テレビ番組)

※飲食店の事例から離れますが、コスト構造の分かりやすい事例をあげます。

最近バラエティ番組が多いと思いませんか?

ドラマやドキュメンタリー番組が減って、バラエティー全盛のような気がします。

バラエティー番組は、一時間の放送に対して数時間の収録時間、長くてもその日中には必ず終わる。

一方、ドラマやドキュメンタリー番組は、一時間の放送に対して数日や稀に数カ月かかることもある。

長期間の収録時間を要すれば、その分出演者の人件費(出演料)は高くなる。

また、バラエティー番組の場合は、テレビ局側の人件費負担は女子アナ一人のみで、収録時間も短い。

メインのお笑いタレント以外は、若手の芸人のギャラは安い。

そのようなテレビ局の都合から生まれたお笑いブームだったんですね。


もうひとつ別の事例があります。

最近、韓国のドラマがフジテレビを中心に放送してますよね。

なぜか?

ドラマの仕入れ値が安いからです。

ウォンは円の十分の一くらいでしょうか。

非常に仕入れが安いそうです。

これもテレビ局の事情で作られたブームに家庭の主婦がのっかった。

以上の事例からテレビ局は低コストに抑える努力をしている。

同じ広告費をもらうのであれば、コストを抑えた方がいい、当然の発想である。

私も感じるのは、ドラマの再放送のサイクルが短くなっているような気がします。

前は、数ヶ月たってから放送されてましたが、今は放映されている期間内に、深夜再放送をしています。

製作費をかけずに、広告費だけもらえる。

私の個人的な意見ですが、テレビ局は手を抜きすぎではないでしょうか?


最近テレビを見る時間が減ったような気がします。(やっていることは同じ、出ている人は一緒)


上記の事例は、飲食業にも参考になる点はあると思います。

コスト構造を抜本的に見直してみたらいかがでしょうか?


※ご質問や御意見などございましたら是非宜しくお願いいたします。


★飲食店の運営をお任せいただける方を探しております。例えば、不採算店舗や新規出店の運営を私に
任せていただけないでしょうか?ご興味ある方は下記まで。

masakifukazawa@gmail.com

http://r.gnavi.co.jp/a115300/(当店)

集客以外で利益を上げる

売上-コスト=利益

上記の構図が簡単な利益の割り出し方ですよね。

ちなみに、売り上げの最大化、コストの最小化を極限まで目指す、これが企業(飲食店)の目標。

ただ、追求するあまりお客様に迷惑がかかるようでは困ります。

お金を払ってくれるのは顧客だからです。

しかし、代金を払ってくれるのは顧客だけでしょうか?

また、コストは自分が払わないといけないのでしょうか。

そこで事例をいくつかあげてみたいと思います。

外苑前にあるカフェ「SIGN]の場合、

ここは、空いているスペースの有効活用を行っております。

ある時の試みですが、店前におしゃれな自転車が一台止まってました。

ただ止まっているだけでなく、ディスプレイしていたのです。

目的は、自転車協会がスペースを有料で広告のために借りていたのです。

これは店に来るお客様以外からお金をもらえる事例です。

もう一つは、コストの話ですが、

ロイヤルホストが、青山の絵画館前でカフェをやっております。
外観からはロイヤルホストとは思えないほどおしゃれです。

こちらの入り口にはトライアンフのバイクが飾っております。

店内には、トライアンフの歴史が書いてある絵が飾ってあります。

もう一つは、テラス席なのですが寒い時期に行ったのですが、風除けのシートで覆われております。

近くに寄らないと分からないのですが、そのシートにはトライアンフのロゴがたくさん印刷されております。

広告スペースを貸していることで収益を得ていることが一点、もうひとつは、風除けのシートを自分で払っていない点です。

以上2つの事例ですが、来客以外から収益を得る事例です。

例えば、飲食店はリアル店舗ですから、ネットで事業を行っている企業にスペースの提供ができると思います。

サイバーエージェントがやっているドリンクのコースターなんて言うのはいい例でしょうか。

また、飲料メーカーや食材メーカーなどに協賛していただくこともできるでしょう。

ここで言いたいのは、来客だけでない収益を得る手段がいくらでもあるということです。

また、そのコストは自分が払うべきなのかということです。

そのことでメリットがある他人が払ってくれないだろうか。

今一度考えてみてはいかがでしょうか。


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集客商品と収益商品

原価率30%、飲食店の平均と言われております。

ただ、それは全体であって個々の商品にフォーカスすると結果は変わってきます。

これをうまくバランスすることで集客(売上)を増やすことができるし、または減少させてしまうことにも繋がる。

マックのバリューセットを例に取ってみようと思います。

マックのハンバーガーの単品は原価率40%と言われております。

先日、私も月見バーガーのセットを食べたのですが、毎年結構楽しみで買ってしまいます。

ただ、それだけでは終わりません。

セットでポテトとドリンクも買ってしまいます。

ハンバーガー単品ですと、原価率40%ですが、ポテト、ドリンクは約10%です。

顧客もセットで買うと安い感じがする。(単品表示の価格を足し算すると非常に高いですから)

これがマックの戦略です。

ここでいう集客商品はハンバーガーです。

年間通してある定番商品とは別に、その期間しか食べれない魅力的な商品を発売する。

それで集客しておいて、利益率の高いポテト、ドリンクとのセットで買ってもらう。(収益商品)

ここで儲けるわけです。

例えば、当店で一番人気は、「彩野菜のバーニャカウダ」が一番人気です。

ほとんどのお客様が頼んでくれます。

しかし、それだけでは儲かりません。

集客商品とはそんなものです。

うちでもそれ以外の商品をドリンクも含めて頼んでくれないと儲かりません。

ウリの商品(集客商品)で来店動機を促し、収益商品で利益を稼ぎだす。

どのお店でもできると思います。


ちなみにマックの入り口には期間限定のハンバーガーが単品で写真付きで大きく宣伝しておりますが、

いざカウンターに行くと、セット物のメニューが大きく表示されていて、単品は小さく表示されており

ます。理由は、セットの方が儲かるからです。しかし、店の外の人には単品でアピールして、店内に入ったらセットを頼ませるような雰囲気を作る。

知らないうちにマックの戦略に嵌まっているわけです、私も含めて。

いろんなことに興味を持って見てみると、自分の店にも参考になるヒントがあると思います。



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価格競争

外食産業では、こぞって価格競争をしているように感じます。
私は、低価格させる戦略は愚の骨頂であると思っております。

居酒屋業界を例に取ってみますと、価格均一の元祖「鳥貴族」さんは初めから280円均一で収益を上げるモデルを築いております。

出店場所は、二等立地で価格を抑え、とり専門にしてメニュー数を抑え人件費も抑えている。すべてのことを実行することで280円でも収益を上げることができる。

一方で、大手居酒屋チェーンはどうでしょうか?

フード、ドリンク問わず値下げをして低価格均一居酒屋と同程度の価格に合しております。

大手居酒屋さんは、一等地への出店、メニュー数が多いことから賃料、人件費も高いです。

そこでメニューの単価を下げてしまったら利益が薄くなるだけです。

同じことをサービスするわけですから、一定人数のスタッフは必要です。

最終的には閉店する店舗が増えてくるわけです。

しかし、生き残った店舗も価格を下げた分、そのあと上げることができません。

結果、勝者のいない勝負であると考えます。

また、外食業界は縮小していくだけで、拡大はありえないです。
日本の人口ピラミッドを見れば一目瞭然です、少子高齢化社会ですから。

そのような環境下で、価格競争はだめです。

人がやっていない戦略をとらないと。

ただ、特に上場企業が取る戦略ですが、短期的に収益を上げなくてはならないため、駄目だとわかっているが時流に乗っているということもあると思います。

株主がうるさいですから。

だから、価格均一居酒屋をやっているのかもしれませんね。

しかし、短期的にはこの戦略で多少利益を上げられても、長期的には無理だと思います。

いまの間に新事業の柱を考えておかないと。


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年間を通したマーケティング

本日、私が学んでいるBBT大学院から合格通知が届きました。非常に厳しい2年間でしたが、私の人生において非常に大切で有意義な2年間でした。ものすごく勉強をして自分でも力が付いたのを実感しております。ただ、ものすごくきつかったです。

今後は定期的にアップしますので今後とも宜しくお願いいたします。



事例:マクドナルド

マックのマーケティングを意識したことがありますか?

計算しつくされた年間マーケティングの実行をしているのです。

いつも期間限定のハンバーガーを発売しています。今でしたら月見バーガーでしょうか。

そこで皆さんハンバーガーの肝、パテが何でできているか意識したことがありますか。

マックの戦略は、ビーフのハンバーガーの後には必ずチキン系のハンバーガーを期間限定で発売しております

利益が薄いビーフの後に、利幅のとれるチキンをやることで年間を通して利益が取れるようにしているわけです。

これが原田社長のマーケティング戦略のひとつです。

皆さんのお店でもヒントになることがあるのではないでしょうか。



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外食産業への顧客マインド

震災以降、国内の企業は業績が低迷しております。
特に外食産業への打撃は大きい。

顧客は別に家で食べて節約すれば済むわけですから。

やはりこのような消費マインドの冷え込みにより消費に対してディフェンシブになる。

アクシデントがあると一番先に財布を閉める。景気が良くなり、もう大丈夫だとなっても最後に財布を開く、これが消費者が外食産業に抱いているイメージではないか?

縮小する市場でどう勝ち残っていくか、経営者の腕が試されると思います。

皆と同じことをやっていては勝ち残れないのではないかと考えます。

以上です。


※先日、嵐のコンサートスタッフからケータリングの注文があり、配達して参りました。
さすが、嵐のライブは規模が凄かった。準備をしている方の規模も半端じゃない。
華やかなタレントさんが活躍できているのもこのように支えるスタッフがいるからだと改めて関心しました。


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外食産業 市場規模推移

2年間休んでおりましたが、また始めることになりました。
どうぞ宜しくお願いいたします。


国内の外食産業の市場規模は、10年間で1割以上縮小しております。
具体的には、平成13年は約27兆円ありましたが、昨年は約24兆円です。

国内の人口は少子高齢化により減少傾向、これはどの業界でもそうなのですが、外食産業も例外ではありません。

別の角度からですが、全国には約72万4000店飲食店がありますが、毎年約8万店が閉店しております。

市場が縮小する中で、勝ち残っていかなくてはならないわけです、厳しいですね。

ただ、閉店する割合が多すぎますね、外食業界独特です。

それではまた次回。

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大阪講演

ぐるなび様のご依頼を受け、7月21日に大阪で基調講演を行います。
大阪近郊の方、是非見に来てください。

グルーポン

久々に書いてみます。(夏休み中の為)

最近、話題のグルーポン!

グループとクーポンを掛け合わせた造語ですが、アメリカ発で日本にも上陸しました。

ビジネスモデルとしては、ある一定数集めたらそのクーポンを入手できる。

例えば、あるホテルの宿泊料が一万円だとします。クーポンを扱う企業がホテルと交渉をして、半値以下のクーポンを商品化する。

条件があり、一定の人数を集めないと契約成立とはなりません。

100名と設定したら99名の場合は不成立となります。

そのクーポンを買いたい顧客は、一定数を超えるためにツイッターなどで企業に代わって宣伝をする。

これはホテルや映画館など開業時の初期投資がかかる装置産業に向いているのではないでしょうか。

ホテルなどは閑散期は部屋を開けていてもしょうがないわけで、人件費の比率も低い。

だったら、価格を下げてでも集客をした方がいい。

しかし、私は外食産業には否定的です。

理由として
①クーポンは半値以下が一般的であり、原価率が30パーセントかかる飲食店で利益を出すのは難しい。
②いったん値引きを行うとそれ以上を要求される。また、やめられなくなる。

以上、大きな理由としてはそのあたりでしょうか。

差別化要因を価格に求めるのではなく、付加価値で勝負することをお勧めします。

最後までお読みいただき有難うございました。
できるだけ書くようにいたしますので、今後とも宜しくお願いいたします。

一時休止のお知らせ

 突然ですが、一時休止することにいたしました。

 仕事とビジネススクールのことだけで精いっぱいというのが現状です。

 ビジネススクールは、昨年まで通っていたビジネススクールとは全然違い、思っていたより非常に大変です。

 毎日、5~6時間勉強しないと、ついていけない状態です。

 また、仕事においては、本業と投資事業を行っております。

 プラスJC活動ですから、24時間あっても足りないくらいです。

 ビジネススクールは最短で2年で卒業です。(長くなるかもしれませんが・・・)

 現在、世界で活躍しているクラスメイトと学ぶことが、非常に大変でもあり充実しております。

 正直、楽しいです。(世界一のコンサルタントに教わっているので)

 ちなみに、卒論テーマを「外食産業のコンサルタント」をテーマにしようと思ったら、そんなの誰でもできるじゃないですかと、みんなに言われてしまいました。

 「あなたでなくてはできないことにしてください」と、そんなビジネススクールです。

 余談ですが、卒業生は結構世界的に活躍しております。

 私も、卒業することに集中し、微力ながら世の中に貢献できる人間になりたいと思います。

 今までの知識、経験と資本をもとに何かできれば・・・大きなことをやらないと。

 今までご購読いただきまして、本当に有難うございました。

 皆様方のご活躍を心より祈念いたしております。

 またどこかで会いましょう。

 卒業したら、また書くと思いますが・・・


 以上
 

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