父の三回忌法要の準備を少しずつ始めました。
と同時に、私の心がとても辛くて
あの日の嫌な事を思い出すのです。
一度封印したはずの事..
少し吐き出させて下さい
父は癌のリンパ節転移で、余命は数ヶ月だったと思われます。
でも自宅で過ごしたいとの希望で、割と普通に生活していました。
しかしあの日就寝中に心臓が止まり、そのまま朝まで気づかず。
起きてこないと母が部屋に入って気づき、そこから我が家も大騒動。
結果警察が入り、現場検証と検案等、病院で亡くなるのとは違う流れとなりました。
現場検証と並行して、私達への聞き取りが約3時間。
母はこういう時逃げる(黙り込む)ので、殆ど私ひとりでの対応となりました。
警察官と鑑識と4、5名位いたかな。
割と普通だったけれど、ひとり物凄く態度の悪いのがいまして。
あまりにも酷い言葉と態度に私は頭にきて、負けずに何かキツイ事を言った記憶が。
そのあたりを思い出し、でも何を怒ったのかを思い出せず
(思い出す必要もないね)
聞き取り調査をした警察官は、態度は普通だけどもう少しちゃんと勉強しておけと言いたい人だった。
(心臓の冠動脈を知らなかった等)
当時高校3年生の娘も
「あんな知識量で警察官になれるのね」
とびっくりしていた程、私が色々教えなければならない状態でした。
その後警察署で検案。
家を出る時も見るのはダメだと言われ、何とかなりそうな女性警察官に頼み込んで(半分脅してたかも)車だけ見送り。
そのため納棺は警察署ですることになり、納棺式をできませんでした。
家族の立ち会いも許されず、朝ベッドで普段通り寝ていた父から納棺され仏衣に着替えた父に再会したのが夕方6時頃。
これがこの先私をずっと苦しめることになり、未だにすっきりしていません。
但し警察署で対応された刑事は、死因そして何を調べたか丁寧に説明。
(流石に冠動脈は知ってましたよ)
非常に親切且つ私達に寄り添う姿勢で接してくれて、これには感謝しています。
冠動脈に拘ってますが、父の癌以外の既往歴が心筋梗塞。
ステントが入っています。
しかし死因は自然に心臓が止まる心臓死との監察医の判断でした。
苦しんだ形跡は無いと言われ、少し安堵した記憶があります。
父は定年近くから、警察関係のあるボランティアに任命されました。
約十年お手伝いして、感謝状もいただき、額に入れてリビングに置いています。
そこで事情聴取される私。
何と皮肉なことか
少し時が経ち、夫と振り返った。
態度の悪い警察官は、役割分担みたいのがあるのかな
事件ではない事を確認するための聞き取りだから、仕方ない。
等少し落ち着いていきました。
あの時は私達全員が普通の精神状態ではなかったはず。
態度悪いと思ったけれど、普段だと気にならなかったかもしれない。
ほんのちょっとずつ受け止めて来たのですが
やはりこの時期になると
ダメだった〜
父の死後半年足らずで、娘は大学進学のため家を離れる
その1年後、母は入院で殆ど会えなくなる
一人っ子の私、孤独感半端ないです
でも三回忌法要は区切りの一つだから、自分のためにも頑張ります
北海道では雪虫が飛び始めました
でも例年より気温は高めで、我が家の花壇は初夏の花ラベンダーが再び少し咲いています
気温差が大きく体調を崩し易い気候のようです。
皆さんもご自愛ください