先日息子宅に行きました。ついでにちょっと京都を歩きました。ちょうど8年前の今頃は救急病院に50日も無駄な入院中でした。その大バカ病院ではRを直前打ちしていたので、劇症とはいえ安定するはずもありません。それに最初1型と言われたのに何故か途中から2型かも(GAD抗体が陰性だったから?)と言われて、それに一縷の望みを託して1型についてはあえて検索などしませんでした。それにしても最近発症の方々、CGMがあるとはいえ、私が3年くらいかかってやっと理解出来たことを数ヶ月でさくさく実行されるのには感心します。


京都では毎日5000歩くらいしか歩かない私が12000歩歩いてました。歩く時は基礎を止めてそれでも激落なので、クッキーとか食べてなんとかしのぎました。コロナ後の毎日の散歩の経験が生きました。こんなに歩くとその後も後上がりの補正も要らないくらい、よく下がります。


目的もなく南禅寺界隈を歩いていたら「何有荘」という建物があり、所有者はオラクルの社長だかの米国人だという事でした。

年に何日しか滞在しないだろうに、金持ちの欲望は際限無いなと庶民は思いました。


その後哲学の道を歩きました。昔このすぐ近くに息子が住んでいたので何度か散歩した事があったのですが、いつもは人が溢れるここも閑散として、別に哲学はしませんが満喫しました。


その夜はお嫁様のリクエストに応え鰻屋さんへ。

鰻は発症後はスーパーで買ったのを一口家で食べることはあっても、外食は初めてでしたので内心嫌でしたがお嫁様が「ご飯少なめで!」と注文したので「私も!」上品な味付けだったせいか200までしか上がらず上手く行きました。それよか孫と遊んだり、歩いたりで補正はいつもの半分でも多いくらいでした。


しかし最大のピンチはその夜中にやってきました。SAPのセンサーが期限切れ、2クール目使用しようとトランスミッターを充電、付けっ放しのセンサーにはめても起動しません。ポンプは770に替わりましたが1ヶ月は今まで通りの使い方で、と言われていてオートモードはまだ。でも今度のテープはやたら粘着力が強く(2クール使わせたくない?)、テープの剥がし方が悪くてダメになった!と思い込み新しいセンサーを出そうとしたら…あれ?1個もないじゃあーりませんか!ポーチには大地震が起こってもいいように、沢山のポンプグッズを持ってきたのに肝心のセンサーだけが無い!なんてアホなの!激しい絶望感に襲われました。センサー無しの人生はもう無理です❗️


と、そこでふと荷物の片隅にリブレセンサーを一個入れていたのを思い出しました。リブレは以前災害に備えて自費でポチっていて、チップはブロ友にいただいて血糖測定では時々使っていましたが、センサーは未経験。打ち方も知らないので小さな字の説明書を読みながら失敗覚悟でやってみたら、初リブレうまくいきました。ホッと一息していたらダメと思っていたSAPセンサーも起動しました。


という訳で今ポンプのセンサーとリブレの二つ付けていますが、思いの外リブレ優秀!770になってむしろセンサーの打ち方とかやりにくくなり、これならポンプとリブレの組み合わせも有り?と思いました。


長くなりましたが初物尽くしの今回の旅、一度65に落ちた以外は200ちょっとまでしか上がらず、ちょっと自信がつきました。経験重ねるべし。


なんとなく入った南禅寺裏の金地院というお寺で、長谷川等伯の本物の襖絵(手長猿みたいのが、水に映った月を取ろうとして取れない教科書で見たような有名な絵。欲を出すな!みたいな意味だそうです)が見れました。オラクルCEOは見るべし!