もうブログは書かないつもりだったのですが、春がくると発症6周年なので、今の気持ちを。
 相変わらず血糖値はガッタガタでA1cも何故か地味に上昇中、最良記録からどんどん遠ざかっていますよ。
 でも発症頃の知識では、劇症なのでもう今頃はあちこち合併症が出てる予想でしたが、今のところそこまでなく、でも加齢による色んなところの傷みは出てきた感じです。
 でもまあ日々危ない橋を渡りながらも、そういう一日一日を積み重ねてここまできたんだなぁと感慨もひとしお。それにはいい医療者や気の合う同病の患者さんたちに恵まれたことが、大きな力になったんだなあとあらためて感謝です。
 でもってちまたはコロナの恐怖ばかり。ビビリなので以前ならすごく怖くて、鬱っぽくなるほどだったのに、何故か今度はそこまでになりません。1型発症で散々落ち込んだ頃に比べりゃなんてこっちゃない。不思議だわ。もちろんハイリスクなので、趣味の教室を休んだり、食事会の予定などは、他人からどう思われようと断っています。ジムは危ないみたいなので残念ながら先週から行っていません(既に遅しかも)。けど月1のクリニックには電車で行かねばだし、夫は今日も新幹線に乗ってお仕事、防ぎようがないです。ただ自分で出来る事はリスクを少しでも減らしておきたい。
 しっかしネット界、ガセネタに溢れて笑えるというか、怖くなる。最近のガセは一部に本当らしき事も混入してること。でもよく読むと文章にもおかしいところがあるし、書いてる本人やシェアしてる人の普段の文章や考え方から判断できそう。でもそういうフェイクニュースははじくことができるけど、今回お国の専門家会議の人たちと、そうじゃない学者の危機意識にも大きな落差を感じていましたが、今度ばかりは在野の専門家の危機感のほうが正しかったのでは?というふうに事態は推移していますね。明らかなフェイクは見破られるけれど、こうした専門家たちの認識の違いを見分けるのは、素人には難しいです。ただ、これまでの経験で、東大出身だからとか、お国の偉い人だから、とかそういう権威はあんまり当てにならないとつくづく思います。まぁ一部の人が言うように普通のインフルと変わらないのかもしれないけど、クルーズ降りて4人も亡くなるってのはやっぱり普通じゃないです。
 私に出来ることはせいぜい料理に励み、栄養つけとく、いざコロナにやられて入院した時、無知な医療者たちに何されるかわからないので(ポンプも取り上げられるかも)、ちゃんと夫にメモ残して教え込んどくくらいしか出来ません。ノーテンキで私の病気に無関心な夫も、今度ばかりは真剣に話を聞いてくれたのは怪我の功名かもしれません。


ベランダの水仙咲きました。