しばらくスマホを構いながら時間を潰していたら洗濯、乾燥が終わる音が鳴った。
俺以外に誰もここには入ってこなかった。今日は犯人が現れなかったな。
まぁでもいいさ、君が帰ってくるまで俺は君の洗濯物を守っているから。
とりあえず、俺の洗濯物を片付けよう。
俺は自分の洗濯物を取り出そうと洗濯機を開ける。
ん?こんな服、俺は持ってないぞ?
洗濯物の中から出てきたものを確認すると
こ、これは…女性の下着…だ
何でこんなものが俺の洗濯物に紛れ込んでるんだ?
「キャー!!ど、泥棒!!」
彼女がタイミングよく、帰ってきた。
まさか!?
この洗濯機は彼女の洗濯機だったのか!?
俺の洗濯機は隣だった、俺は急いで彼女の洗濯物を洗濯機に戻したが時既に遅し。
「あなたが最近私の下着盗んだ犯人なんでしょ!」
「ち、違う。俺じゃない、たまたま開ける洗濯機を間違えただけで」
そう伝えても言い訳にしか聞こえない。その彼女の背後からアメフト選手並のガタイの男性が。
「どうした?」
「たっくん。あの人が私の下着盗んでるの!!」
彼女がそう伝えると男性の顔が一気に赤くなり、表情険しくなり
「てめぇ!!何してやがんだ!!」
いかついガタイの男性が凄い勢いで突っ込んできた。
「お、俺は無実だ!」
そう言いながらそのまま上手く男性を交わして洗濯物を残したまま走ってコインランドリーを後にした。
男性の大声が響くが振り替えることなく、走り続けた。
周りの街並みは暖かい家族団らんの明かりや声が聞こえる。俺は一体何でこんなことになってしまったのか。
ただ、妄想をしただけなのに。
テーマソング
YOASOBI 夜に駆ける
