同質化とは他製品との差別化が失われていく状態のこと。
ネットという媒体がこれだけ認知され、広がった今。
多くの人は「同質化」に侵されている。
というか、侵されていること自体にすら、気づいていない人は多いですね。
未だに「家はまだ買うな!」的な折込広告を見かけますし(笑)、
どっかのインチキ情報から真似たダイレクトマーケティングちっくなコトで何とかしようと必死の人が多いこと多いこと・・・
小手先のテクニックでは、短期的な利益しか運んできません。
短期的なお金や利益に目が眩むとクセになり、一生「短期的な利益」ばかりを追い続けます。
というコトで、非常に危険だと僕は思います。
事実同じ時期にビジネスをはじめた社長の大半は廃業を余儀なくされています。
その理由はやはり「短期的なお金だけを追い続けたから」です。
同質化とは、競合他社が新たな戦略によって差別化してきたのに対して、
それらを模倣することで、差別化を無効にしてしまうこと
同質化競争(価格の戦い)は大資本の企業の戦い方。
同じ土俵で戦おうと必死な人がいるわけですが、悪い意味でのクレイジーです。。
クライアントからの相談で真っ先に「相談される事項」にこんな一文があります。
「ライバル、同業者の●●は△△を1万円で売っているですよ。。」
なんというか・・・・・・思考停止状態ですね。
そもそも「ライバル」を同業他社と決めている時点で、OUTです。
ライバルはなぜ「同業種」なのでしょうか?
同業種をライバルと想定、決めている時点で「圧倒的な差や戦略」って生まれないんですよ。
同じ業種同士が同じ土俵で競うから、疲れるししんどいコトに気いたら、非常に楽です。
楽しいです。
ワクワクします。
うまく行っている他業種のビジネスモデルとか、
上手く行っている要因要素を観察すれば、案外簡単にそういった悩みは解決されるハズ。
写真屋は写真屋だけをライバル、競争相手と認識します。
パン屋さんはパン屋さんだけをライバル、競合と認識します。
だから「同質化」が生まれる。
A店もB店もC店も
「オレハ、アノミセトハチガウゼ!!!」と言いながら、一緒なんです。
消費者から見ればね。
「●●みたいなエステサロン」
まずは他業種を●●の部分に当て込んでみてはどうでしょうか?
これが以外と発想の領域、思考を膨らませてくれます。
例えば「ビデオレンタル店」って結構利益もいいし、やり方次第では儲かるモデルです。
「レンタルビデオ屋みたいなエステサロン」
どうでしょ?意味が分からない?
なぜ「レンタルビデオ屋」が儲かるのでしょうか?
といいますか・・・・・・・・・・
「レンタルビデオ屋」のどんな点がビジネス的に優れているでしょうか?
これを考えると見えてきます。