里山浩作という男をご存知ですか?
この名前を聞いてすぐにわかった方あなたは

かなりの相撲好きですチュー

そうです。またまた競馬ではなく、相撲のお話。

里山浩作という方は尾上部屋、奄美大島出身の力士です。現在、十両11枚目35歳のベテラン力士です。今場所は昨日、今日と負けてしまいましたが6勝3敗と好調です。


なぜ、里山関の話をするかというと、私は里山関の大ファンなんですラブ

そして、実は明日、両国に相撲観戦に行ってきます爆笑



話は逸れますが、相撲と競馬が好きな私はなんとなく相撲と競馬似てると思ってますw

どの辺がというと

競馬も相撲もレース(取り組み)は一瞬です。
競馬はゲートが開くまでの間のドキドキ感。
相撲は立会いが始まるまでのドキドキ感のこの2つの瞬間はなんとなく似てると勝手に思ってます口笛
この感覚競馬と相撲でしか味わったことありません。


最近では日本人力士の活躍もあり、大相撲は大人気です。
私は昔からそれなりに相撲を見てましたが、里山関を見てから相撲が大好きになりました。


でも、十両だし大したことないでしょ?と思われがちです。しかし、十両は幕内と同じく関取と呼ばれ、付き人も付きます。十両以上にならないとちゃんとした給料も貰えないし、1人暮らしもできない、なんと、結婚もできません。力士のうち十両以上は全体の1割程度しかいない狭き門です。
確かに幕内に比べれば劣りますが、十両も凄いんです。ちなみに幕内にも数場所いたことがあります。


それでは今日の本題、なぜ里山関が好きなのか?簡単に言うと、小兵力士で技が多彩で取り組みが面白いから。


そんなの先場所大活躍した石浦関がいるし、十両には新鋭の宇良関、小兵力士といったら、昔いた舞の海でしょ。と言われるかもしれません。確かに皆さんすごい力士だと思います。


しかし、里山関は他の小兵力士と違うところがあります。それは、立会いで奇襲を仕掛けたり、引いたりということをしません。私は見たことがありません。

そして、何より違うところそれは、小兵力士は力で劣るため足を使って相手のバランスを崩して引いたり、押すのが一般的です。ですが里山関のスタイルは相手の懐に潜り込んで回しを取りにいく相撲です。基本的にこの自分の得意の形でしか、相撲を取ろうとしません。

そのため、相手は頭をつけさせないように下から突き上げ押してしまえばいいだけです。正直もっと引いたり立会いを毎回、変えたりすればもう少し上で相撲を取れると思います。

しかし、それをしないのです。

大柄で力がある力士が自分の形にこだわり相撲を取るなら分かります。しかし、里山関は小兵で相撲を取るには不利な体です。そんな力士が自分の形にこだわり35歳という年齢で、そんな相撲を取っていることがすごいし、その不器用さが私は好きなのです。


そういう取り組みのため、取り組みはよく1分を超える大相撲になることがよくあります。そして、いつも胸に頭をつけているため取り組み後、いつも髷はぐちゃぐちゃで力を出し切りふらふらになります。
そういう個性のある力士がいるからこそ大相撲は盛り上がるのです。


ですが、里山関も今年36歳ですから、現役で見れるのはあと数年だと思います。


ですから、いつ引退してもいいように明日は里山関の相撲を目に焼き付けてきます!


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そんな里山関を是非一度、相撲中継もしくはYouTubeで見て見て下さい。


明日、取り組み前に『里山〜』と叫んでいる奴がいたら私ですウインク