こんにちは。
発達障害当事者のなおです。
今回発達障害に関するコンテンツとしてタイトルに挙げた二つにフォーカスしていきたいと思います。
インターネット上で発達障害に関連した情報を触れてきた方でこれらのコンテンツを知らない方は少数であると思いますが、ざっくりと説明だけいたしますと
・LITALICO
事業内容
1. 学習塾及び幼児教室の運営事業
2. 児童福祉法に基づく障害児支援事業
3. 障害者総合支援法に基づく就労支援事業
4. インターネットメディア事業
5. その他
http://litalico.co.jp/about/company/
有り体に言えば障害者向けの支援事業ですね。
更に細かく分類すると、障害者の就労支援をするLITALICOワークス、障害者向け就活サイトであるLITALICO仕事ナビ、発達障害向けのLITALICO発達ナビなどが挙げられると思います。
対して凹凸ちゃんねる
『凹凸ちゃんねる~発達障害・人格障害・生きにくい人のまとめブログ~』
「凹凸ちゃんねる」とは、現代のマイノリティに関する情報サイトです。2ちゃんねるやニュースサイト等から、発達障害・人格障街をはじめ、LGBT、ニートや引きこもりなど、独特の生きにくさを抱えた人の情報をまとめています。
http://hattatu-matome.ldblog.jp/
発達障害系のまとめブログの最大手、といったところでしょうか?
記事も豊富ですし、様々な話題についてとりまとめられているように感じます。
さて、今回はこのコンテンツの比較なのですが、まずなぜ比較検討するに至ったかというと、私は常々「LITALICOはなんだかキラキラしている」と感じていたことをまた別の障害当事者に話すと、深く共感を得られたのでこれは一般に言える感覚なのではないか?との思いからこのような記事を書くに至りました。
実際にLITALICO発達ナビを見てみると、
「自閉症の息子、「学校とも会社とも違う2年間」でどんな力を身につけられる?高等部卒業後の充実した毎日」
「発達障害の娘、私立中学も見学!「私が行きたい学校は…」娘の選んだ進路とは【わが家の進路選択 Vol.3】」
「「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる:発達障がいのある子どもとかかわるBranchが大切にしていること」
「娘との関係にも変化があらわれて…!?放課後等デイは、娘の世界を広げてくれる扉だった…!」
このようにキラキラしている記事が多いように見受けられます。
キラキラ、という非定量的で具体性に欠けるワードチョイスは好ましくないと思いますので、補足しますと、障害というハードルをいかに乗り越えて、いかにプラスに作用させて、いかに希望へと昇華させるか、その方法論や得られた結果などが挙げられた成功体験が多い傾向が掴めると思います。
対して凹凸ちゃんねるの新着記事はというと
【悲報】発達障害で感覚過敏のワイ、今日も元気に服を裏返しで着る
【画像】発達障害者から見た健常者『定型発達症候群』を描いた漫画が話題に。”普通の人”とは何なのか?
アスペルガーって『何かを思いつく』ことが難しくないか?
精神科医『最近どうですか?』発達障害者『(最近っていつ…?どうって何が…?)』
http://hattatu-matome.ldblog.jp/archives/55338103.html
LITALICO発達ナビと比較して、明らかに失敗体験や苦痛に対し共感するようなまとめ記事が多いように見受けられます。
これはまとめサイトというものは往々にしてそのような傾向になるとは思いますが、コンテンツ自体を比較するには大きな特徴の一つと言えるでしょう。
コンテンツというものは、金を払う人間によって運営方針が大きく変わります。
例えば、20代前半までの女性がメインターゲットである男性アイドルユニットのファン特典に中年男性が好むようなグラビアアイドルの写真集は付きませんし、高齢者がターゲットの老眼鏡のCMに10代向けファッション誌の有名読者モデルが起用されることはほぼないでしょう。
多くの場合、金を落とす人間が心地よくなり、また次に金を落とす機会があれば金を落としてくれるようにコンテンツは設計されています。
それはLITALICOのような一見慈善事業に見える''企業''でも同じことが言えます。
あのような明るい記事は誰がターゲットとされているのでしょうか?
もちろん発達障害当事者もターゲットには含まれているのでしょうが、それだけでしょうか?
発達ナビに関しては公開されているIR情報が乏しいためここで言及を止めることとします。
対し凹凸ちゃんねるは単純なアフィリエイトブログです。
お客様は広告業者ですが、アクセス数を稼がなければならないので、より多くの人間に記事を閲覧してもらう必要があります。
よって、多く共感を得られるような記事を量産するのが運営戦略上好ましいと言えますね。
よって、まとめ記事の編集も発達障害当事者の耳障りが良いものであったり、居場所として心地よいものが提供されるのが当然の流れであると思います。
LITALICO発達ナビのようなものに当事者が嫌悪を示すのはよくわかります。
凹凸ちゃんねるのようなまとめブログがアクセス数のため共感性の高い障害者の負の部分にフォーカスするのもよくわかります。
どちらが良い、悪いなどという結論は出しませんが、両者が何のために存在しているかということを考えてみると、心を煩わせる必要もなくなるかもしれません。
ちなみにこのブログは筆者の心を安らげるために存在しているので、特に読者や第三者のために行われているものではありませんが、お金をくれる方がいればオーダー次第で意向に沿った文章を綴りますので連絡をお待ちしております。
意図を読み取れない方のために更に補足をすると、気に食わない記事に関しては金次第で加筆や修正を承るという内容です。
それではまた。