How do it express, and do it create? -124ページ目

ちょっと取り組み方が変わったんです。

特にコンペのプレゼンなんかがそうなんですが、
空間を提案する場合、
たいていが一社あたり1プランで
そのたったひとつのプランに対してたくさんの資料を用意されるんですね。

昨年の後半あたりから、そんな提案の仕方に疑問を感じていたんです。
「僕はこれが作りたいんです」
なんて言わんばかりのプレゼンじゃないかと。
そんなプレゼンは僕は聞きたくないなと。

で、少なくとも平面プランは複数用意してプレゼンに望むようにしました。
その分、手間はかかってしまう訳で限られた時間の中よけいタイトになってしまうんですが、そうすることでようやくクライアントと対話ができるんじゃないかと考えています。
一方的な提案で、そのままズバっと収まればいいんですが
そうではない場合、
こんな考え方とかあんな方法とか、あ、こんなアイデアもあるんですがどうでしょ?的な提案がいまのところしっくりしています。

それから、よくイメージスケッチを高精細なCGで提案される場合が多いのですが、
提案する側のみの視点で制作されたものは、どれだけ頑張って制作されても説得力のかけらもないのではと考えています。
時には、突然舞い降りてきたアイデアを雑誌の片隅に書きなぐったものをそのまま持っていくこともあります。
イメージ画を書かずに模型だけで説明する場合もあります。

何が言いたくて
何をどうしたいのか?
そして
勿論、自分も関わりたい。
プレゼンってのはそんなことを
伝えないといけない訳なんだから
方法論なんて何でも良いのだ。

提案する側が勝手に枠を作ってしまい突っ走り、
結局、何?
なんて思われること自体、
気がつかないクリエイターがまだまだ多いと感じています。

さて、今年はどんな案件に出会い、
どんな表現を導きだせるか?
とても楽しみであり、
そんな環境を作り続けたいと思います。