ゴッホ展~家族がつないだ画家の夢~
ゴッホに親近感が持てる展覧会!
ゴッホ展とは
今回の展示はゴッホ自身だけではなく、家族との関係性に焦点を当てた展示となっていました。
【展示に登場する主な人物はこちら】
・ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ)
・ゴッホを支えた弟のテオ
・テオとゴッホの死後に彼の作品を世に広める活動をしたテオの妻ヨー
・ゴッホ美術館をつくったテオとヨーの息子フィンセント・ウィレム
展示は5つの章で構成され、ゴッホとテオが集めた絵のコレクション、ゴッホの作品、ヨーの活動に関わる絵画などが展示されていました。
ゴッホの人生、当時の画家たちとの交流、考えていたこと、それを取り巻く家族がゴッホをどう支えたのかが理解できるようになっています。
"音楽のように人の心を癒す絵を描きたい”
また、コレクションとともに紹介されるゴッホからテオへの手紙の中にも、ゴッホの絵画への試行錯誤が垣間見えました。
特に、画家の友達に送った実際の手紙の展示は印象的でした。
B5くらいのサイズの便箋に、細かくて意外と丸みのある字
が書かれていました。さらに、展示の手紙にはどれも挿絵のように風景のスケッチが書き添えられていて、気持ちのこもった手紙なのが伝わってきました![]()
ゴッホの絵画 私の好きな作品ベスト3!
2、「種まく人」
この絵は音声ガイドが付いている作品だったので、解説を聴きながら眺めてみました。
説明によると、この作品にゴッホはかなりの思い入れがあったようです。ゴッホはよく農民の姿をモチーフにしたそうで、実際に初期から晩年まで農民についての作品が多く展示されていました。
なぜゴッホはそこまで農民の姿を描こうとしたのか、全くの知識不足ですが、私なりに考えてみました。ゴッホは農民の生活の営みに「人生の時間」や「生き方、在り方」を見出していたのかもしれません。
種をまく、作物を育てる、収穫する・・・
その季節になったら、決められた作業を広大な土地に向かって淡々とこなす。
それを毎年繰り返していく。
農作業をする姿は「生きる」ということに何よりもシンプルに直結する気がします。
誰かに褒められたり、駆り立てられたりするような仕事ではない。
ただ、生活のため、自分や家族が生きるために、自然の摂理に従って仕事をする農民たち。
その自然とともに静かに力強く生きる姿に、ゴッホは人生の理想や真理なるものを感じていたのかもしれません。
3、木底の革靴
晩年、サン=レミの療養所にて、心の病が外に出られるくらいに回復した頃の作品だそうです。
ゴッホのこの時の状況から、靴というモチーフに込めた想いが想像できるような作品でした。
足元、「地を踏みしめる」アイテムから、心の病による不安感を乗り越え、自分の再確認やそれによる安心感を求めた作品のように思いました。
外に出かける体力がない時期は「外に行って絵を描きたい」と考えていたのかなぁと想像してみたり![]()
色使いも全体的に明るく、体力回復への希望も現れているような気がします。
まとめ
今回の展示はそれなりのボリュームで見ごたえがありました![]()
薄暗い空間にゴッホの絵と解説が並べられ、
音声ガイドがある絵の前では、ヘッドホンから流れる松下さんの声による解説に耳を傾ける・・・
(推しの声に癒されました![]()
)
ゴッホやその家族の人生のことだけを集中して考える貴重な時間を過ごせました![]()
日常の悩みやタスクを忘れられる時間があるだけで、けっこう頭のリフレッシュになって、美術館を出る頃にはすっきりしていました![]()
※本文は私が展覧会で見聞きした情報や公式ホームページをもとに書いています。
記憶違いや理解しきれていない部分もあるかと思いますので、あくまで個人の感想として読んで頂 けると幸いです![]()




