クレー射撃trapの基本はあくまでも据銃、放出されたクレーを撃破するまで0.5秒程度しかないのですから銃の初動など関係ありません
こんな会話を射撃場でしていたらクレーに対してゆっくりトレースして引き金を引く練習法を行なっている方を見かけました
コールして放出されたクレーを1秒以上のタイミングまでゆっくり飛ばしながらスイングする練習です
全く意味がないというより間違った練習と言えます
ゆっくり撃つ練習に意味を見出して練習する場合は絶対速いクレーで練習してはいけません、必ず練習クレーで行いましょう
ゆっくりスイング練習は目撃ち、手撃ちになります、初動だけの練習を心がけて皿を見にいかないようにしてください
以前もお話ししましたがクレー射撃はクレー放出のトレース確認後は手撃ちにならない素早い動作が必要です
このトレース動作が巷でいう間です
では何故ゆっくり撃つ練習をしたくなるのでしょうか、結論は据銃が間違っているからです
間違った据銃は、スムーズなスイングが出来ません、右撃ちの方の場合左への速いクレーは手撃ちになり易く、右への速いクレーはスウェーしてしまいます
これは殆どの場合据銃が原因です
正しくない据銃のまま練習しても永遠に上達することはありません
間違った練習は弾と時間の無駄なのです
正しい据銃をマスターして射撃を楽しんで下さい