日本酒の会の会員になっている。
その基地である和食の店には、何年も前からお世話になっている。
寿司職人のおやじさん、おかみさん、板前のお兄さんと、同じく板前の弟さん、そして配膳を担当するアルバイトの学生さんという、錚々たる顔ぶれだった。
今は、おやじさんは亡くなられ、おかみさんは引退され、弟さんは独立されたので、お兄さんだけで切り盛りしている。
アルバイトの学生さんは卒業とともに変わっていくのだが、先般のコロナで先輩から後輩への引き継ぎができなくなり、お店はかなり厳しい事態となった。
そこに、初代の学生アルバイトだった方が、十数年ぶりに復活された。
おやじさんも、おかみさんも、弟さんもいないが、お兄さんと初代アルバイトの方が接してくれるお店は、それなりに懐かしい。
日本酒の会以外に、久しぶりに訪れた。
この店は、ビールのマイスター、美味しくビールを入れてくれる。
先ずはプレモルエール
お通し 鶏のレバー 冷やし茄子が、グラスの前に並んで控え、壮観だ。
濃い味付けのレバーも、出汁であっさりさっぱりした味の冷やし茄子も、地味だが、実に美味い。
大信州大吟醸わさび漬け
青菜のお浸し
刺身三点盛り
秋刀魚の塩焼き
身体にも、きっと良いだろう。
滋賀のお酒 純米大吟醸 春乃峰
この酒蔵の娘さんと酒の会でお話した塩があり、一度飲みたかった。
酒瓶は素敵な可愛らしいデザイン、一番大事な味は、すっきりした甘さの美味い酒だった。
枡までなみなみとお酒を満たしてくれるのは、やはり和食と日本酒にこだわる店だからだろう。
被災地能登で奇跡的に割れなかった酒蔵のお酒
純米大吟醸 桃花鳥
蔵の再建のため、頑張っておられ、是非応援したい矢先の今回の豪雨被害だ。
新たな被害が生じてないことを願うばかりだ。
こうしたお酒の友は
貝柱と大根のサラダや
いぶりがっこ
やはり
この店は大事にしなければ。